生まれて初めての、一人旅

最近買った新しいmy自転車です。 車から目立つように、オレンジのフレームにしました。こういう自転車をロードバイクタイプと言います。この自転車で北海道一周にチャレンジする予定です。

 

昨日の続きです。
そしていよいよ、不本意ではあったのですが能登半島一周の旅に出ました。
地図を見る限り能登半島の道路は海岸線沿いにあるので、平坦な道路を想像していました。

自転車って登りは大変つらいんですよね。
でも脚力は根拠のない自信がありました。
ですから、初日からガンガンと攻めていきましたよ。
真夏の海岸は、暑かったです。
舗装の照り返しも激しくて、すごい暑かった。
流石の糸魚川で水筒のみずも無くなり、ヒスイの販売店で水を分けて頂きました。
あの時水筒に冷たい水を入れて頂き、本当に美味しかったです。

一日目は富山の高岡市の雨晴海岸にキャンプしましたが、着いた頃は暗くなっていて、疲労もピークでしたが飯盒でご飯を炊き、缶詰で夕食を食べて寝ました。

翌日は能登半島を横断して、千里浜から輪島方面に向かいました。
輪島に付いたら、市内地を散策しようかとか考えていました。
そこから能登半島の先端でキャンプしようかと計画していたのですが・・・・・
平地と予想していた道路はアップダウンの連続で、体力をそぎ落としてくれました。
余りに、上り下りが多くて、早めに能登半島の内海に移動するため、大谷峠を越える事にしました。
峠に着くころは日没を迎えていました。
しかし体力はなく、自転車を押して歩いていましたが、途中のお店で人生初めての栄養剤 何とかCを購入して飲んでみました。

当時高校生の私が人生で初めて栄養剤を飲んだ時の感想ですが。
栄養剤って滅茶滅茶効きました。
体力が続かず、坂道を自転車を押して登っていたのが、飲んだ後はスイスイと坂道を漕いで上がれるようになっていました。
日没で、大谷峠を越えられずに道路の脇でキャンプを覚悟しましたが、何とか栄養剤効果で能登半島を横断する事が出来、適当な海岸のキャンプ場でキャンプを張り、その日は寝ました。

翌日起きてみると、目の前にの海にカッコいい岩の島があるではないか。

後で知った事ですが、これは見附島とか軍艦島とか言わているそうです。
この日は大体170キロぐらい走った計算です。

3日目は殆ど記憶がないのです。
キャンプもどこで張ったか殆ど記憶にないのですが、多分朝日町の辺りでキャンプしたんだろうと思います。

そして4日目最大の失敗がありました。
ルートを誤ったのです。
帰り難所の親不知子不知で、海岸を廻るとすごい難所ですが、新しくできたトンネルだと真っすぐで短時間で通過できます。
しかし何故かバイクと自転車は旧道を廻るような看板が・・・・・
行くときも不公平だと思い新トンネルを通りました。
帰りも当然新トンネルを通過しましたが、それが恐ろしく危険な行為でした。
まず道幅が限られているので、トラックなどの大型車との間隔はギリギリでした。
通過するたびにヒヤヒヤしました。
それとは別に、トンネルの中は排気ガスが充満して、トンネルの中ほどになったらめまいがしてきました。
だんだん意識が遠のく中で、ようやく出口を見た時は安心しましたが、今でも出口の明かりが、灰色に曇っていたのを覚えています。

一歩間違えば、あのトんネルの中で大けがをしたか、命を落としても不思議はない状況でした。
この旅の最大のピンチと言っても自分で招いた事ですが、何事もなく通過しました。

ピンチの最終日は運よく無事すぎ、3泊4日の能登半島一周旅行を無事終える事が出来ました。

ただ自転車に乗ってただけですが、50年たっても良い思い出で、私の大事な記憶の一旦です。
そして、自転車の聖地
北海道一周は生涯のうちにやらないければ、必ず後悔すると思いチャレンジしています。
一銭にもなりませんが、良いじゃないですか。
そんな訳で、70歳までに北海道一周自転車でやります。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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