本当は深刻です。遺伝子レベルで壊れつつある里山

里山の水源兎追いしかの山
小鮒釣りしかの川
夢は今もめぐりて
忘れがたき故郷

とは童謡の故郷の一節です。
日本の里山の典型的な風景です。

現在の里山の現実

しかし、現在では小鮒釣りした川の蛍ですが、日本で代表的な蛍はゲンジボタルですが、糸魚川~静岡の断層を境に南の方はゆっくり点滅する西日本型と、北の方は早く点滅する東日本型が存在しますが、最近は遺伝子混雑で一概に言えないようです。
なぜそうなったか?
人間が、観光的に養殖した蛍を無造作に放した結果、昔のようにはっきりと分かれていないようです。

そして小川にいたメダカは、北の方は原種のキタノメダカと、南にはミナミメダカと生息していましたが、これも改良メダカがブームになっていますが、川の中にも青や白いメダカが野生化して、在来種と交配して遺伝子を汚染してしまって本当の意味での在来種はいない地区が増えているそうです。
松之山は在来種のキタノめだかですが、まだため池や田んぼに残っているメダカは在来種だと信じています。
こんな山中まで、遺伝子汚染はないでしょう!
と言うのが私の見解です。

そして田んぼではトノサマガエルが大合唱・・・・・・
していないんですね現在は。
トノサマカエルも現在では数を減らし準絶滅危惧種だそうです。
主な理由は、最近の農業技術に関係しているようです。

春になればツクシやタンポポが端を飾っていますが、実はそのタンポポも西洋タンポポが殆どで在来タンポポは探さないと見つからない、幻のタンポポになりつつあります。

これからどうなるの?

そのうち、在来日本人は殆どいなく、どこかしらの地域の遺伝子の混じった日本人だらけになって、純粋の日本人は皇族だけ、、、、なんてことになるかもね。

私はヘラクレスオオカブト飼ったり、南の方の大型のカブトムシ飼育したりしています。
松之山にはキョロロと言う博物館がありますが、その研究員の方に、飼えなくなった時、安易に放さないでください。
結果的に従来の生態系を壊すような事になりかねないので、と注意されます。
私達が気を付けないと、遺伝子の汚染は見た目では分らない事が多いです。

飼う人の責任

見かけも大事ですが、遺伝子汚染も深刻なようです。
皆さんも、ペットショップから買ってきて、育てていたけど、育てきれない場合は、、、、、、、、
可愛そうですが、究極の方法がベストだと思います。
猫や犬も、飼えなくなって放しちゃって、野良になる事があるように、ハクビシンとか、アライグマなど日本に住んでいない動物まで、日本で繁殖するようになってしまいます。

たとえメダカ一匹でも、小川に放すと遺伝子汚染が起きかねません。
実際、それで、従来の生態系の遺伝子汚染が進んでいます。
それだけ、動植物をペットとして飼うには責任が伴うと言う事です。

可愛いから、飼うのも大事ですが、飼えなくなった時どうするか?
少し考えてから、飼い始めるのも大事な事だと思うようになりました。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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“本当は深刻です。遺伝子レベルで壊れつつある里山” への1件のコメント

  1. トコトコ より:

    野良猫は、これまでに数多くの動物を絶滅させてしまったそうです。
    多く産まれる動物は、死ぬ率も高いからだそうです。

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