日帰り温泉に来たら、1日何回くらい風呂に入るのが効果的なの。

湯の峰温泉湯筒_上流側より見るImg987

多くのお客様の行動

皆さん、今日は一日、日帰り温泉で命の洗濯をしようとお越しになります。
まず、来たらすぐにお風呂に入って、お食事をして少しお昼寝して、又お風呂に入ります。

最後は帰る直前にもう一度、
最低3回はお風呂に入る方もおいでです。
折角来たんだから、なるべく沢山お風呂に入って帰る。
そんな方も多いなって感じています。

このお風呂の入り方は正しいのでしょうか?

しかし、こんな入浴スタイルは正しいでしょうか?
こんな風に濃い温泉に三回も入ると実は疲れるだけで、あまり効果は期待できません。
普段温泉に入らない方が、松之山温泉などの濃密の温泉に1日3回入るって、非常に疲れるでしょう。

折角疲れをいやしに来たのに、クタクタになって帰る方もおいでだと思います。
濃い温泉ですからねぇ。

温泉入ると、実はとても疲れる事なのです。
このように、一時的に体を疲れさせ事により、自然治癒力が働き、体を正常に戻す事も温泉の効果の一つです。

日本の伝統、湯治を見直す。

本当は日本の伝統の湯治のやり方が正しい入浴法なのです。
湯治は3週間が良いとされています。

一日目は1回お風呂に入って、2日目から少しずつ体調を見ながら入浴回数を増やし、最高でも1日3回程度が適当です。

ここで大事な事は、定期的に連続して温泉入浴を続けるって事です。
だから、一日回数を増やしても、あまり効果が期待できないのです。

本当は毎日温泉に入れば、一番良い訳です。
それができない方は出来れば、週に2回から3回定期的に温泉に入る習慣を付けましょう。

こういう風に、長い期間温泉に入る習慣が一番体に良い訳です。

3週間も時間を取れない方

ナステビュウ湯の山の30分圏内にお住まいの方は、幸せだと思います。
だって毎日お風呂に来ようと思えば、来れる訳ですから。
その気になって3週間毎日お風呂を利用することも出来ますからね。

例えば病気になってから、お風呂に入って症状を改善するって、時間もかかるし、直るまで時間がかかります。
つまりマイナスからスタートしても、ゼロに戻すには大変なんですよ。

それと同じエネルギーをゼロの段階で書けることができれば、どんどんプラス方向になるのです。

これこそ、正しい温泉の王道の利用法だと思うのです。
こんな風にどんどん健康な人が増えると、僕たちもお仕事していても張り合いができます。

当館には年会員と言う制度があります。
年会員の方は、殆ど毎日お風呂においでです。

皆さん共通してお元気です。
高齢者の方も、皆さんお元気なんですね。
幸運にも大病で入院した方もほとんどいません。

ある年会員お方のお話し

昨年、残念ながら何年も当館の年会員だった80代後半の方が、お亡くなりになりました。
この方は、もう何年も当館の年会員で、ほぼ毎日温泉に来ていた方でした。
年齢の割にお元気そうで、歩く姿も年齢よりはるかに若く見えました、それが秋口、1キロくらい離れている田んぼに、稲を見に行ったそうです。
実は昨日も、その前の日も見に行っていたそうです。
毎日、田んぼを眺めるのが好きだったらしいのです。
所が、暗くなっても戻ってこないので、おばあちゃんが、近所の方にお願いして、田んぼに見に行ってもらったそうです。

そしたら、大の字になって草の中で寝るように、亡くなっておいでだったようです。
苦しんだ形跡もなく、まるで昼寝をしているようだったようです。
まさに「ピンピンころり」を字で行った様な方でした。
最後は、こんな人生もうらやましいですよね。

タグ:
一日の入浴回数

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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