2016.3.16(水)
ある、日帰り温泉の来館者の新聞記事を読んで!
某公共の日帰り温泉の新聞記事
おはようございます、今朝のN社の新聞記事を読んで思う事があります。
某公共の日帰り温泉の来館者減少に歯止めがかからないって記事でした。
その施設は今から15年前にオープンした公共の施設で、最盛期で年間25万人も来客数を誇っていた施設だそうです。
それが、近年は来客数の減少が目立ち、17万人程度に落ち着いていたそうですね。
そして、平成14年に6千万かけリニューアルして入館料を値上げ600円→700円したところ、さらに客足の減少に歯止めがかからず、昨年は14万人に減少したという記事です。
でも、それは普通の法則ですけど
この記事を読んで僕は、普通だと思いました。
通常公共系の日帰り温泉の場合は、オープン2年目に最大の来客数を記録して、そこから年6%から3%の割合で減少すると言われています。
シュミレーションしてみると
オープン2年目で最大来客数の25万人を記録したとすると、
現在はそれから13年経過しているわけですから
毎年平均3パーセント減少すると13年後は17万3千人
さらに平均4%だと13年後は15万3千人となります。
最近は17万人だったらしいですから、平均3パーセントのお客様が年々減少してきたって事ですよね。
だから、今回もそんなに特別な事ではなく、普通なんですよね。
さらに入館料を値上げすると、お客様は減少し、結局売り上げが同じになるって法則もあるんです。
同じ収入で考えると入館料¥600の時代17万人だとすると、入館料が¥700円になると14万5千人となります。
となると、新聞で深刻な問題だと言う取り上げ方をされていますが、僕らにすると値上げに伴う来館者の減少で普通の事なんですよね。
どこも悩みは一緒ですね。
最近日帰り温泉はどこの施設も、こういった問題を抱えていますね。
それは、勿論当館もなんですが・・・・・
当館の一昨年値上げをして、入館者減少に苦しみました。
でも、また、今回入湯税の値上げで、さらに値上げをお願いしなければならない事態で、大変申し訳なく思っています。
しかし、値上げしないで運営した場合は、税金の部分がさらに増えるので、逆を言うと当館の収入が減る事になり、運営的には不可能だという理由で今回値上げをお願いすることになりました。
他の施設はどうするか、まだはっきり見ていませんが、どうやら公共の日帰り温泉は軒並み値上げを見送ったようです。
それは、その施設の判断なので何とも言えませんが、例えば一年値上げしないで、やっぱり来年値上げさせてくれって、お客様に理由が立たないのでないかと考えました。
当館はとても無理だとの判断です。
申し訳ございません、そんな訳で4月1日から
大人の入館料¥600→650円とさせていただきます。
4月1日からの当館の新料金は
Am10:00~Pm5:00 ¥650 (会員価格グリーン/ブロンズ¥600 ゴールド¥500)
Pm5:00~Pm9:00 ¥500 (会員価格ゴールド会員 ¥400)
Pm9:00~PM9:30 ¥400 (会員価格ゴールド会員 ¥300)
となります、よろしくお願いします。
ちなみに回数券はそのまま追加料金なしでお使いになれます。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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