ヘラクレスの餌作りですが、不安が一杯。

醗酵してお風呂より熱くなっていました。

作っているマット、醗酵してお風呂より熱くなっていました。

今回は非常にマニアックですよ、興味のない人はあきらめてくださいね。(笑)

2カ月前から、ヘラクレスオオカブトの幼虫の餌(マット)作りを実践しています。

以前もお話ししましたが、このような専用マットは販売しているので、買えばいい訳ですが、それでは意味がないのです。

松之山で、廃棄物として捨てられる、価値のない廃棄物扱いの物を使うのに意味があるんです。

そして、主材料になめこのおが屑を使いました。
廃菌床と言われるものです。
添加剤に精米所で廃棄物になっている、小糠を使いました。
それと、トレハロースを少々入れた方が良いと言う事なので、これは購入して入れました。

色々調べたら、3段階の醗酵が良いらしいので、それも真似てみました。

第一醗酵 麹を使いました。

麹でなくても他の糸状菌でもよいのですが、手に入りやすいと言う事で麹菌を使いました。
この働きで、でんぷんなどの糖化作用を促します。
多分、混ぜた小糠のでんぷんが糖化するのだと思います。
これは、発熱が大きく約50°くらいになりました。
期間は1週間くらいでしたし、終わったら全体が菌糸で白っぽく変わりました。
さらに放置しておいたら、カビが生えました。
やべぇ(笑)

第二醗酵 乳酸菌を使いました。

第二醗酵の目的はタンパク質の分解・合成、セルロースの分解を促進します。
良くわからないのですが(笑)
乳酸菌はコメのとぎ汁から作りました。
作り方は簡単ですので、このページを参考にしてください。

これも、40度から50度くらいに温度が上場し1週間くらい醗酵していました。

第三醗酵 ドライイーストを使いました。

いよいよ第三醗酵です。
これは、酵母菌を培養し、アミノ酸、ビタミンを合成する事が目的です。
酵母菌にイースト菌を使いました。
Amazonに売ってますよ。
これも2~3日経つとイースト菌が活性化して、30度から40℃程度で醗酵していました。
A配合は社員旅行前に仕込んで、旅行から帰ったら温度も落ち着いていたので、これで完成!

と思ったんですが・・・・・・・

出来上がったマットをボイラー室の室温25℃程度の環境に置いたら、又強烈に醗酵始めました。
その温度は中心部で、今朝測ったら60度以上でした。

昨日1匹だけ試験的に、新しく出来たマットの中に入れて様子を見ていますが・・・・・
どうなるんでしょうか?
何でまた醗酵するん????
不安です。

このマットで育たたないとすると、松之山ヘラクレス増殖化計画も暗礁に(笑)
だって松之山にある、廃棄するようなもの。
例えばなめこの廃菌床
そして小糠
温泉熱
などを利用して育てようという計画です。

エアコンで、専門のマットを買って育ててみても僕が松之山で飼育する意味がないと思っています。

腐った廃菌床でも、育つみたいですが、やはり栄養不足と、安定供給は無理なので、醗酵マットが必要なんですが・・・・

不安ですが、今回の醗酵が収まったら、ガス抜きをして今育てている餌と交換してみる予定です。

それでだめなら仕方ないかな?と思っています。
実験台になるヘラクレスオオカブトの幼虫たち、ごめんね。
君たちはそういう使命なんだよ。

と非常にマニアックなお話ですみませんでした。

タグ:
ヘラクレスオオカブトマット作り

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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