絶対温泉に入らない方が良い場合を教えます。

639519何で温泉がダメなの?

温泉って体に良いはずなのに、なんで入らない方が良いの?
今回はそれを考えてみたいと思ういます。

薬の場合

お薬も使用目的や違う場合に使用した場合、逆に症状を悪化させたり、全く効果がなく、毒にも薬にもならない場合も有ります。
温泉も全く一緒ですね。
使用目的を誤ると、逆に症状を悪化させる場合も有りますから、注意が必要です。
逆に度になる場合があるって事は、薬になる場合が多いって事です。

温泉に入ると

では、私たちの体は温泉に入るとどうなるでしょうか?
普通のお風呂でも、似たような効果は得られると思うのですが、温泉の方が圧倒的に効果が大きいのが普通です。
温泉の効果について、おさらいしてみましょう。
天地効果(心理効果)
物理効果
薬理効果
と主な効果があります。
天地効果とは、山の温泉に行くと癒され、海の温泉に行くと元気になる効果の事です。
詳しくは温泉の効果 「天地効果」詳しくはそちらを改めてごらんになって下さい。
温泉の物理効果は大きく分けると温熱効果/水圧効果/浮力効果と分けられます。
温熱効果は、温泉に入ると温まる効果の事です。
一般に普通のお風呂より、温泉の方が温まります。それが塩化物泉になるとさらに効果が増大して、塩化物泉=温まり湯と言われるほどです。
水圧効果はマッサージ効果だと思ってください。
浮力効果は、普段重力をかけ負担のある場所も、お風呂の浮力で負担から解放されます。
そんな効果だと思ってください。
詳しくは温泉の効果 「物理効果」をご覧ください。
最後に薬理効果ですが、これは簡単に言うと、温泉に含まれる有効成分の効果の事です。
詳しくは温泉の効果 「薬理効果」をご覧ください。

だから、禁忌症がある。

効果があるって事は、その効果が悪い方に働く場合も有るって事ですがが、一般に入らない方が良い場合は、禁忌症で規定してます。
今回は一般禁忌症を紹介します。(お風呂に入る場合の禁忌症です、飲む場合の禁忌症もありますが、今回は紹介しておりません。)

急性疾患、(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性の疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患

とあります。
良く分かりませんよね。
で僕が分かりやすくすると。

〇進行性の癌や悪性腫瘍の人
〇熱がある方
〇患部が腫れて、熱を持っているような怪我
〇傷がふさがっていない、けがをした方。
〇体力の落ちている方
〇伝染性の病気のある方(インフルエンザも含む)
〇重い心臓病の方
〇高度の貧血の方
〇生理中の方(女性)
〇伝染性の皮膚病やその他の病気をお持ちの方

などが、お風呂に入らない方が良い方、入ってはいけない方です。

進行性の癌や悪性腫瘍の人

この場合難しいですね。
癌か完治して、その後の体力回復などの療養には、温泉は非常に有効ですが、現在も進行中でまだ体内に癌細胞が活動している場合は、お風呂に入ると血流が良くなり、活性化しますので、結果的にがんの進行を助けてしまう可能性もあります。

全国には玉川温泉のように、がんに効くと言われる温泉も数多くありますが、医学的に証明されたわけではありませんし、全員の方が症状が改善されるわけでもありません。
中には逆に症状を悪化させてしまう場合も有るようです。
ですから、掛かりつけの医師とよく相談してから、温泉を利用し他方が良いと思います。
個人的には、進行性の悪性腫瘍は、温泉を利用しない方が得策と考えいます。

過去にもこのテーマで記事を書いています。
癌の人は温泉を利用しない方が良いのか?

熱がある人

色々の場合がありますが、捻挫やケガにより、まだ炎症反応で熱をもっていて、腫れているような場合はお風呂に入らないでください。
さらに、悪化する場合も考えられます。
そして、風邪をひいて熱がある場合もお風呂を遠慮ください。
自宅のお風呂の場合は、風邪を引いた人は清潔になるので、少しぐらいは良いという人がいますが、それも正解だともいます。

しかし、温泉はほかの人も入ります。
だから、風邪が移ってしまいます。
公衆浴場ですので、ほかの人に迷惑をかけないって配慮も必要になって来ます。

風邪を引いた時の温泉ってどうなの?

体力の落ちている方/重い心臓病の方/高度の貧血の方

水圧や温熱効果を抑えて利用するほうが良いでしょう。
まず、水圧を少なめに半身浴でお風呂につかります。
また湯温度は40度程度が良く、できれば不感温度域が刺激が少なく体に負担が少ないでしょう。

まとめ

温泉は効果があります、その分影響も大きいのです。
良薬は口に苦しと言われてるように、刺激はあります。

それを上手に利用して、健康ライフの参考になればと思っています。
皆さんも、温泉を上手に利用していただければと思います。

タグ:
温泉に入らない方が良い場合
温泉の禁忌症

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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