紅葉を科学し最適な時期を予想する。

今日のイチョウの標準木

昨年と同程度の紅葉状況↑

紅葉をもう一度よく調べてみました。

紅葉のメカニズム

紅葉の赤系の主成分のアントシアニンの合成には、温度と光の条件が重要です。1日の最低気温が8℃以下になると紅葉が始り、5~6℃以下になるとぐっと進むといわれています。
おおよそ最低温度の8℃のスイッチが入ってから3週間くらいで紅葉が始まると言われ、鮮やかに紅葉するには、日中の気温は20~25℃で夜間は5~10℃になり昼夜の気温の差が大きいこと、空気が澄んで葉が充分日光を受けられることや、大気中に適度な湿度があって葉が乾燥しないことなどが必要です。

されに綺麗な紅葉の条件は

1.気温差が大きい 特に夜間の急激な冷え込みはキレイな色づきを助けます。
2.直射日光がよく当たる 樹全体、または山全体に一様に陽が当たるとキレイに色づきます。
3.適度な湿度がある 葉っぱが枯れてしまわない程度の適度に湿潤な空気が必要です。

と言った感じです。

これから紅葉時期を予測する。

では最低温度8℃っていつなったか?
松之山の観測点の近く、津南町のアメダスポイントで調べてみました。
観測地点津南町アメダス位置 標高450m
です。
おおよそ標高が100メートル上がると、気温は0.6度下がると言われています。
例えば標高0m地内の静岡で夏場のある日の最低温度が28℃だとすると、富士山頂の温度は富士山山頂が3,776mだから37.8×0.6=23℃
だからその時の富士山山頂の気温は28-23=5℃なのです。
さぶ~(笑)
これに風が吹いて雨でも降ったら地獄絵図ですよね。

さいしょの日にちはおおよそ最低気温が8℃になったと予想される日です。

美人林 標高 約300m

温度補正ほぼなし  10月6日→10月27日頃から紅葉開始

ナステビュウ湯の山 

標高約400m 温度補正ほぼなし 10月6日→10月27日頃から紅葉

大厳寺高原 

標高約800m 温度補正 -3℃ 9月29日→10月20日頃から紅葉

宝渓谷

標高600m 温度補正-1℃ 10月6日→10月27日頃から紅葉

樽田の森のブナ林

標高700m 温度補正-2℃  9月29日→10月20日頃から紅葉

と言う感じになりました、後は自分で調べて判断してくださいね。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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