苦境になって分かる!真理とは、宇宙の法則かもしれません。

当館は現在苦境の真っ最中です。
それまで、多少の前兆現象はあったものの、まさかあの豊富に出ていた温泉が急に止まるなんて誰が想像したでしょう?
それは2017年5月8日の午後起きました。
朝までは何とか営業できていたものの、午後から急にお風呂の温度が下がってしまって、源泉井戸に行って見ると全く温泉が出ておりませんでした。

実は前兆現象と話をしましたが、秋ごろから少し温泉が少なくなってきたと実感できる事はありました。
そこまで、調べてみると毎分120リットル以上は確認できていました。
今まで温泉の不安は全くありませんでした。
しかし、一体どうしたんだろう?
これからどうなるんだろう?
ここから、冬の間が一番不安でした。
もし温泉が今の半分になったらどうしよう?
その時は、現在温泉の温度は90℃以上ありますが、多分温度は50度前後に落ちるかもしれません。
あくまでも想定ですが・・・・
そうなると、現在行っている熱交換システムも根本から見直さないといけなくなります。

源泉かけ流しの内風呂も見直さないといけなくなります。
色々考えましたが、一番つらかったのは見通しが立たない事!!

良く、「夜明け前の空が一番暗い」と言われますが、この時期は不安やプレッシャーで一番つらい時期でした。
その当時の私は秋に辞めた従業員の問題や、すべての事が重なって多分鬱状態だったんでしょう。

今考えると辛かったです。

それが、5月連休で賑わって、それがようやく最終局面に入った2017年5月8日午後から温泉が全く出なくなりました。

温泉が止まって当館は大変なピンチに陥りましたが、私の心に変化がありました。
一番最初に、源泉を確認したのは私ですが、現場での第一声は「マジか!」という事でした。
そん事はあり得ないでしょ・・・・と言う思いと、現実を受け止めなくてはいけないと言うと思いが交錯していました。

そして、そこから覚悟が決まりました。
この混乱を一番平穏に納めることが急務です。

専門家の調査を依頼し、その段階で新たなお客様を受け入れず、暫く休館とすることにしました。
※その後、現在まで休館となってしまいした。

従業員にとりあえず自宅待機として方針が決まるまで待っていただく事としました。

その時は「やるしかない!」と行く気持ちでした。
その後は、地下には温泉があって、温泉ポンプでくみ上げれば、今までの温泉量を確保できることが分かりました。

しかし温泉法で新潟県から工事をするための認可を得なくては行け飼ったり、国内メーカーでは松之山温泉のような超高温で成分の濃い温泉に対応するポンプがなく、海外メーカーの特殊ポンプになってしまいます。

問題は価格と、納期です。
認可が下りなと、ポンプの容量が決まらず発注できないなどの時間的なロスのピンチも現在も続いています。

ビジネスも人間も、苦境に陥った時こそ「真理」に沿った考え方をする事が大切な事です。
また成長できるチャンスでもあります。
半年過ぎた頃、現在我々は無駄に休んでいるんではないのだ
「今まで足りない部分を学んでいるんだ!」と言う思いが芽生えました。

困った時ほど、その学びは吸収できるはずだし、必ず後で役に立って来ると思います。

ここでは、どんな事を反省して対応したいと思っているかは紹介しませんが、役に立っています。

そして、こんな事も身に染みています。

「真理」に沿った考え方というのは、何でもそうですけど、原点に帰るということ、原理原則のことです。

生活を安定させたかったら、コツコツ働くこと。

良い子に育てたかったら、両親が仲よく愛情をかけること。

体調が悪かったら、休養すること。

人から優しくしてほしければ、自分から優しくすること。

生きがいを味わいたければ、人のために役立つこと。

それが真理です。

これは藤村正宏さんのお言葉です。
久しぶりに思い出しました。

まだ再オープンできて、順調に営業できている訳ではありません。

しかし昨年秋から我々が経験した事は滅多に経験できる事ではありません。
その事がもし後からの方に役立つなら、役立ててほしいとも思って居ます。

皆さん、現在私たちは学んでいるのです。

この経験は必ず後日役に立ってきます。
それは蝶で言うとサナギの時期なんです。
間もなく蝶になって大空に出る時期を待っている状態です。
多分。現在のピンチはチャンスなんです。
必ず飛躍のチャンスはあると思えています。
それまで、皆さんもお待ち頂くようにお願いします。

タグ:
ピンチはチャンス

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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