津南産雪下ニンジンに新品種登場

image今朝の新潟日報に載っていますが、実は今年から雪下人参に新品種が登場します。

全国的に有名になって来た津南産雪下人参

ご存知の通り、津南町では町の特産として、毎年雪下人参を生産していますが、これが難しいですね。
簡単にニンジンを収穫しないで、雪の下にしちゃえば良いんだろうって思うかもしれませんが、人参には商品価値としての大きさが厳密に決まっています。

でも、市場に出荷する際は、大きくなりすぎると難しい!

要するに、出荷時の大きさが決まっていているんですね。
所が、気象はそうはいきません。
秋にニンジンを撒いて、秋に大きく育てて、ちょうどよい大きさで雪にの下にすると、春先規定通りの大きさの雪下ニンジンが沢山収穫でできます。

しかし、去年みたいに暖冬だと、人参が育ちすぎて、大きな人参が出来てしまうわけです。
そこに、雪下人参の栽培の難しさがあります。

津南産人参の主力品種

現在はひとみ5寸と言う品種を中心に育てているのです。
特徴は、夏まき冬どり用品種で播種後110日から収穫でき、さらに低温条件での肥大性に優れるため、遅まきでの越冬栽培も可能です。
根色、芯色が特に優れ濃紅橙色となり、また肉質は柔らかく甘味が強い為食味は大変良好です。
要するに、秋まきの美味しい人参だって事です。

でも栽培は難しいそうです。

今年から登場の「京くらない」ニンジンの特徴

さて、今年から新しい品種「京くれない」と言う新しい人参の栽培を始めました。
この品種は根色は鮮やかな赤色!
金時ニンジンと五寸ニンジンの中間型で、根色が鮮やかな赤色の夏まき専用種。
この品種の最大の特徴は、高い機能性にあります。
最近は機能性野菜と言われ注目も集めていますが、機能性成分である金時ニンジンのリコピンと西洋ニンジンに含まれるカロテンの両方をバランスよく備えています。

ちなみに、リコピンは普通の人参の10倍くらい含まれえています。
で・・・・
リコピンって何に効くの?(笑)

リコピンは強力な抗酸化力から得られ、血糖値を下げる,動脈硬化の予防,ガンを予防,喘息の改善,美白効果,ダイエット効果などがあると言われています。
凄いでしょ。

そろそろ、この新しい品種の「京くれない」は見た目がやや細目で、赤みが強いので、すぐにわかります。

やや高価になりますが、雪下バージョンやニンジンジュースバージョンも用意するそうですので、ご期待ください。

体に良い分だけ、少し高くなります(笑)
でも、僅かですから我慢してください(笑)

タグ:
京くれない
新しい雪下人参
新品種の人参

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

このブログはBlogランキングに参加しています。

バナーをクリックして応援いただけると嬉しいです!

応援よろしくお願いします(^^)

コメントは受け付けていません。

ページの先頭へ