2025.3.6(木)
本当は凄いリンゴジュース
皆さん、現在、食堂で提供している「生搾りリンゴジュース」は1杯350円。 自家製ヨーグルト付きでも400円で販売しています。

搾りたてリンゴジュースとヨーグルト
今使っているリンゴは、長野県飯縄産の低農薬栽培のものです。
リンゴは冬の間保存しておくと、徐々に劣化し、3月頃には見る影もなく味が落ちてしまいます。
しかし、一定の温度と湿度100%近い雪の中で保存すると、劣化しないどころか、さらに熟成されて美味しくなります。
ただし、一度雪から取り出すと急激に劣化し、日持ちしません。 そのため、食べる直前に雪から出すことが重要なのです。
当館でも1月から「シナノゴールド」を3~4箱、雪に埋めて保存していました。
実は以前も試したのですが、キツネ(?)に雪の中にトンネルを掘られ、全て食べられてしまった苦い経験があります。 そこで今回は、ケースの上に蓋をかぶせ、しっかりと外部と遮断。 その結果、見事に素晴らしいリンゴを保存することができました。
「リンゴのまま販売すればいいのでは?」と思われるかもしれませんが、シナノゴールドは表面が傷つきやすく、どうしても傷だらけのものが出てしまいます。 さらに、常温に置いておくと4~5日で一気に劣化してしまうため、当館では少しずつ取り出し、リンゴジュース専用として使用しています。
皆さんが飲んでいる搾りたての「生搾りリンゴジュース」は、そんな特別なリンゴから作られた、とても貴重で美味しいジュースなのです。
生搾り雪中保存リンゴジュースは全国で当館しか出していません。
そして、そのリンゴも残りあと一箱。 提供できるのは、あと10日ほどでしょうか。
材料がなくなり次第、終了となります。 その前に、ぜひ一度味わってみてください!
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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