今年の当館はこんな激動の年でしたね。

 

今年もそろそろ終わりそうですが、今年は当館にとって激動の年でした。
当館が今のように至ったのは、思い起こすと昨年の10月の連休最終日からでした。
その日は丁度、女性スタッフが退職する事になり、最後の出勤日でした。

花束渡したり、色々のセレモニーも企画していました。
残念ながらそれぞれの道に進みたいという事でしたので、仕方のない事でしたがナステビュウ湯の山の新しい一時代を作ってくれた中心的スタッフでもありましたので感謝ですね。

その日の問題はそこだけではなかったのです。
同じ日に、今まで経験した事のないような温泉の量が足りないって問題が起きました。

おかしいって事で、急きょ臨時休館にして、源泉井戸の調査や計測を行いましたが、100ℓ以上の温泉が出ていることが確認できるので異常ないという結果でした。
「源泉の元バルブを少し開くだけで事は足りたのです。」

当館は無駄な温泉を出さない為に、必要な分だけ源泉バルブを調整して、あまり温泉が出ないようにして使用していました。

冬は日によって少ない日もありましたが、運営置出来る範囲で推移していました。

所が5月の連休後半になると、急激に温泉量が少なり運営に支障をきたすようになりました。
5月7日は内風呂の運営しか出来なくなり、露天風呂は休止させていただきました。
そして5月8日には午後から温泉が全く自噴しなくなり、営業続行不能となり現在まで休館が続いています。

その後源泉井戸を掃除しても温泉の自噴は回復しませんでしたが、自噴しなくなったのはメタンガスが無くなったので自噴しなくなっただけで、地下には温泉が十分あることが分かり、源泉井戸も温泉ポンプを設置すれば安定的に温泉を確保することが可能だという事が分かりました。

そこから復旧作業がスタートしてたのですが、温泉法でこのようにポンプでくみ上げる際は、新規に許可が必要になります。

早速新潟県に許可申請をしましたが、それが最速でも11月まで許可が下りない事が分かりました。

結局最大の難関は許可を得る事だった気がします。
結果11月29日付けで無事許可を頂きました。

これから松之山温泉の適合した特殊温泉ポンプの手配、山奥の源泉井戸での電気工事やポンプ設置などの難工事、離職したスタッフの補強や教育、離れて言ったお客様の集客、資金問題などなど数えきれないほどの試練が待っていることが予想されます。

確実に前進しているのですが、関係者やお客様にはご迷惑をお掛けして申し訳ないのですが、現在冬季間で雪が落ち着いた頃の工事再開と特殊ポンプの手配がいつできるか等が不透明な部分もあって、○月●日に再開しますと言えない状況です。

あえて言うなら春から初秋までの間に再営業が可能としか言えません。
見かけは分からなくても、今までと違い、ゴールを見据えた動きが出来ているのでご安心ください。

人生も病気になったり、良い事ばかりではなく色々な事が起きます。
来年は飛躍の年になるとを期待しています。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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