新聞チラシってどの位効果があるの?

お客様を呼びたいときに、宣伝(販促)を行いますよね。
その時に新聞チラシって結構使う場合が多いと思います。

苦労して、自店の魅力をやお得感をPRするチラシです。
例えば10,000枚新聞折込に入れたとして5パーセントの反応率で、500人くらいお店に来てくれるかな?
と考えがちですが、そこが大きな間違いです。

新聞チラシは、不特定多数向けの折込チラシを10,000枚配布した場合、反響は1人~30人ほど。

つまり、折込チラシの反響目安は、0.01~0.3%程度と言われています。
現実は厳しいのです。

さらに販売している商品にもばらつきがあります。

大まかには、リフォームなどの高額商品ではチラシ反応率0.02%
さらにもっと高額な住宅のチラシは反応率0.01%
卵などを売る食品スーパーのチラシの反応率1%です。

地域により、多少の反応率の差はあったとしても、
一番反応率が高いとされている小売店でも1%だということ。
そして住宅メーカーのチラシなんかは0.01%なんです。
つまりチラシ10,000枚新聞折込に入れたとしても1人から100人程度の反応率だと云う事です。

しかし工夫次第で反応率を上げる事も可能です。

販促物の基本は誰に?何を伝えて! どうして欲しいかが基本になります。

誰にって、マーケティング的にはターゲットと言うことになります。
例えば女性の皆さん、と呼びかけたとします。
そこで半数に絞られます。
さらに若い女性に絞るとさらに女性だけでも1/3程度になります。
つまり全体の1/6の方に絞られちゃいますが、反応するのは、その人だけではないのです。

狙っているターゲットの方は強く反応しますので、結果的に反応率が上がります。
では実際に当館が出したチラシを紹介しましょう。
7月28日の再オープンの際に出したチラシが↓

B4版 表

津南十日町上越市の1部の30キロ以内の商圏に新聞折込をしました。
ここで誰に?の当たる部分は、上部の十日町市・津南町・上越市にお住いの皆さん!という部分がここに当たる。

でも超ベタですね(笑)
どうして欲しいか?
は7月28日に再オープンするので来てほしいって感じです。
来てくれた方にはオリジナルタオルを差し上げますと、クーポンも付けました。

裏側です。
ここではスタッフの個を出しています。
おすすめポイントと電話番号を大きく表示してあります。
本当は来てほしいのですから、地図も付けようと思いましたが、当館は20年以上も営業しているので、場所を知らない方はいないと判断しました。

個のチラシは社内コンペで決めたチラシで。
考えたのは右下の一番若いスタッフの布施君
彼女簡単なイラストとか描けちゃうので凄いよね。
職員の投票で決めたチラシなのです。

皆さん、このチラシの反応率(今回はクーポンを持ってきた方で判断してます。)
今回のチラシ全部で17,000枚新聞折込にしました。
反応率1パーセントで170人の方が切れくれればまずまずの反応率ですが、最終的には800枚以上のクーポンが集まりました。
つまり反応率は5%弱ってことになります。
目標の5倍も反応率が良かったって事例です。

このように、いいタイミングでよく出来た新聞折込をすると、効果が倍増するって事ですよね。

これは成功した例です。
失敗した例は完全復活祭の時に当館の出している湯の山ニュースと言うツールを新聞折折り込みました。

 

 

完全復活祭というイベントを計画して、湯の山ニュースを販促として新聞折込に15,000部入れました。

自分的には勝負したつもりでしたが、復活祭のイベントの反応率は0.5%止まりでした。
効果に10倍の開きがあるって怖いですよね。

次に費用のお話です。
新潟県の折込料はB4判で1枚当たり3.4円です。
チラシ印刷は安いところで1枚3円程度でしょう。
勿論印刷原稿は自分で作ってネット印刷の場合です。
と言う事は消費税を考慮に入れると7円程度考えます。

つまり再オープンチラシは17,000部ですから、費用的には119,000円にになります。

結果800人のお客様が来たのですから、一人当たりの費用は149円になります。
当館では一人当たりの販促費は350円と目安を決めているので、当初から2パーセントの反応率を目指していました。

当館のように入館料\650 平均客単価\1,000~1,200の施設ではその程度が一人当たりの販促費用になります。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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