エネルギーを感じた、田中陽希さんの講演会

昨日は十日町の市民会館で「田中陽希」さんの講演会がありました。
まず、驚いたのが人数の多さでした。

十日町の公民館が中心になっての講演会で、しかも有料なので、さほど集まらないかと思ったら、凄い人出で驚いちゃいました。

多分県内の多くの田中ファンがお越しになったんでしょうね。

田中陽希って誰?

ここで田中陽希さんの事をご存じない方に、少しばかり彼の仕事や活動のお話をしてみたいと思います。

田中さんは、日本で恐らく日本でも数少ないプロアドベンチャーレーサーと言う職業の方です。

僕が彼の事を知ったのはNHKのグレートトラバース100名山一筆書きの放映をよく見ていたからです。

日本の百名山を次々と制覇していく姿に毎回感銘を受け見ていました。
僕みたいな人は少ないと思ったのですが、世の中に意外と田中陽希ファンが多いのに驚きました。

特に写真をやっている仲間に多いので驚いています。

世界のアドベンチャーレース

今回の冒頭に話があったのが、チームで挑む世界のアドベンチャーレースのお話でした。

現地に行くまで、詳しい情報は一切なし。
そしてスタート前に渡されるのが一枚のコースの地図
勿論外部と連絡できるようなツール、例えば携帯電話とか、スマホやパソコンなどいったい禁止。

多分コンパスとCPSはもって行っても良いと思いますが、そこで道なき道を自分の足かカヌーやカヤックまたはゴムボートかマウンティンバイクで進む競技です。
怪我やトラブルに見舞われることも多いのですが、そこでは気絶するまで痛みは耐える事がルールだそうです。

ここで、一番大切なのはチームとしてのベクトルとお互いの信頼だそうです。
それぞれ個々が違うベクトルで進んでも目的地まではたどり着けないのが、どんな困難もチームとしてのベクトルが同じでお互いの信頼があれば乗り越えられる困難は非常多いと言う話をしていました。

また、世界のトップグループは驚くほど、このベクトルが同じチームが多いそうです。

この話はビジネスにも共通する話だと感じました。

新しいチャレンジ「Great Traverse 日本3百名山一筆かき」

今年の1月1日から、新しいチャレンジ日本300山ひと筆書き~グレートトラバース3を始動するそうです。

このチャンレンジは1月1日に鹿児島県屋久島を出発し、北海道の利尻山まで、300座をひと筆書きで、一年以上の期間をかけて踏破するプロジェクトです。
陸地は全て歩いて踏破し、海はカヌーで漕いで渡るそうです。
つまり、全て人力で屋久島から利尻山まで、日本の3百の山々を踏破しながら踏破すると言うチャレンジするそうです。

なんとその期間は最大で1年半を費やすそうです。
凄いですね。

田中陽希さんは、この中でこの新しいチャレンジで、厳しい環境に挑戦する事によりさらに自分が成長できるのだと話をしていました。

更に、目的途中で下山しても停滞も決してネガティブなことではなく、生きるためのポジティブな判断だと捉えているそうです。

僕も富士山を後200~300m残して下山したことがありました。
天候は問題ありませんでしたが、体調が悪く、嘔吐を繰り返して、体力を急速に奪われてしまいました。

無理をすれば山頂に立つことは可能でしょうが、安全な下山は難しいと考えました。

そこで下山を決断して山を下りましたが、屈辱で一杯でしたが、5合目まで到着した時、あの時の判断は間違っていない事を確信しました。

下山もきつかったですネ

今回は田中陽希さんの新しいチャレンジを応援したいと感じました。

タグ:
グレートトラバース
田中陽希

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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