温泉饅頭は、温泉でお饅頭を作つているからなの?

ナステビュウ湯の山のオリジナル温泉饅頭

皆さん、殆どの温泉地で温泉饅頭って売っていますよね。
僕は草津に行ったとき、沢山の温泉饅頭のお店があるのに驚きました。

中にはお店で作って売っている直売型のお店も見かけました。
そんなお店は、木製の四角の蒸かしで蒸かして店頭で販売しています。

温泉饅頭とは?

では、温泉饅頭は特殊な饅頭なんでしょうか?
製造過程では、温泉を入れるとか?温泉で蒸かすとか関わっているのでしょうか?

ではWikipediaでは?

温泉地で売られている饅頭のことである。生地に温泉水を使うこと、または蒸しの過程で、温泉の蒸気を使うことから付けられたとされるが、ふっくらした生地を作るのに適した重曹成分や、蒸しに適した高温の蒸気が確保できる温泉は限られており、多くは単なる土産物としての饅頭である。つまり、温泉地で作っているか、売っていれば「温泉饅頭」と呼ばれるようになった。

となっていますが、正確ではありません。
確かに温泉の中には重症成分を豊富に含んだ炭酸水素塩泉などの泉質もありますが、すべての温泉に饅頭に有効な重曹成分が含まれているとは限りません。

実際、有名な伊香保温泉(群馬県)「湯の花まんじゅう」にも、草津温泉や野沢温泉で売っている「温泉まんじゅう」にも、温泉はまったく使用されていません。

また店頭の蒸し器ですが「あの蒸気は、温泉なんかではなく、水道水で蒸気を作って“演出”しているだけの機械なのです。

温泉饅頭の歴史は?

では、いつ頃から温泉饅頭が始まったのか?調べてみましたが分かりませんでした。

一説には江戸時代は旅行や藩を出る事は制限されていましたが、目的が「伊勢参り」とか「温泉療養」だと簡単に手形降りたらしいのです。

そして江戸の人々の旅行ブームに温泉が密着していたようです。
例えば、生涯一度の伊勢参りの機会にも道中の温泉を利用しながら旅行したらしいのです。

そのあたりに、お土産の定番として「温泉饅頭」が全国に広がったらしいのです。

他にも、温泉を皮に混ぜているから/温泉で蒸しあげるから/温泉の色に似せたから/温泉で売られているからと色々の説があるが、現在では昔の温泉のお土産の定番が全国に広がって定着したというのが実際のようです。

日本一の温泉饅頭は伊豆長岡温泉

数々ある温泉地で、底にも何種類もの温泉饅頭が存在する中で、日本一の温泉饅頭を自称するお饅頭もあります。

それは伊豆長岡温泉郷(静岡県伊豆の国市)で、ここでは狭い地域に独特で美味しいお饅頭が沢山あります。

私もその一つを食べた事がありますが、美味しいお饅頭でした。

伊豆長岡温泉では毎年10月下旬から11月中旬に「温泉まんじゅう祭」が開催されます。
祭では、限定の温泉まんじゅう詰め合わせの販売や、温泉まんじゅう作り体験などイベントも多彩ですから、温泉饅頭マニアの方は一度怒られてはいかがでしょうか?

まとめ

結局はっきりしたルーツも分かりませんが、現在も温泉地のお土産定番として君臨している温泉饅頭。
各地の個性あるお饅頭を味わうのも、温泉地を訪れる楽しみの一つですよね。

結局はっきりした理由は分かりませんが、現在は温泉地で売られているお饅頭を温泉饅頭と呼んでいるようです。

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今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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