元若島津の二所ノ関親方がサウナで倒れて重病

先週、元若島津の二所ノ関親方がサウナの帰り道、自転車で倒れそのまま緊急入院した。
その後、4時間半に及ぶ緊急施術をして、現在は集中治療室で治療中とのこと。
つまり、サウナで大病を併発したって事ですよね。

どんな病気?

僕は医者ではないで詳しい事は分かりませんし、病院側が詳しい病状を発表していないのです良く分かりませんが、ニュースを読むと脳動脈瘤が破裂して、クモ膜下出血した可能性が考えられるそうです。

親方は、サウナで一度倒れて、2時間ほど休憩したのち自転車で帰宅する途中にまた倒れたらしいのです。
自転車ごと畑で倒れているところを、他の方が発見したようです。
発見当初は意識はあったらしいのですが、その後、意識不明になり緊急手術をしたらしいのです。

では親方にどんな病気が襲ったのでしょうか?
専門家のコメントによると、サウナで倒れた時点で脳内に小さな出血があり、その後帰宅途中にさらい大規模に出血したのではないかと言う見解でした。

今回の処置は良かったのか?

温浴関係者として、非常に感慨深いものがあります。
当館の基準によれば「館内で倒れた場合」勿論この場合はお風呂、脱衣所、休憩所のすべての場所を示しますが、まず本人の意識確認をします。

その時点で意識があれば、本人やその場にいれば家族や同伴者に「救急車」を呼ぶかどうか確認します。

この場合、本人が呼ぶことを拒否しても、一応スタッフが「念のために救急車を呼んだ方が良いのではないでしょうか?」と確認する場合がほとんどです。
しかし、意識がある場合は基本的には本人の意思によります。

また、倒れた時点で全く意識がない場合は、この場合はすぐに救急車をお呼びする事としています。
救急車が到着するまでに意識を回復して、徐々に平常に戻る場合が殆どですが、一応念のために医療機関の診断を仰いでいます。

もし当館だったら???
倒れた時点意識がはっきりしていて、本人が家が近いし、救急車の要請を拒否した場合は、同じ処置になった可能性が高いのです。

親方が倒れる原因は?

今回は病気の因子は元々二所ノ関親方が持っていたことが考えられます。
その因子とは血液のドロドロだった。
また高血圧や糖尿病により血管がボロボロになっていたり動脈瘤が出来ていたかもしれません。
その因子が、サウナと言うヒートショックの刺激で発病してしまったのではないかと考えられます。

くしくも東京では前日の暑さと一転して、非常に寒い日で、サウナのヒートショックと帰りの外気にあって、またヒートショックが病気の引き金になったか能性が高いです。

今回の事故をどうやったら防げたか?

親方がどういう行動を取ったか分かりませんが、今回は外気温が低い事事があげられます。

となると、ヒートテックの対応が求められます。
まず、出来る事は水分補充ですね。
今回はサウナですから、汗をかきたいわけです。
その前に十分な水分を補給して置く必要があるのです。
サウナ上がりの美味しいビールが飲みたいからと言って、水分補給しない人がいますが、これは事故防止からは自殺行為に等しいのです。

さらに、徐々に体を温める事も大事です。
少しサウナにいきなり長時間入るのではなく、サウナに少し入って体を温めて、それから本格的に汗をかく事をお勧めします。

さらに、サウナに入ると水風呂が付きものですが、高齢者の場合は刺激が強いので控えた方が無難です。
全体に入るのではなく、下半身だけかけ水をするとか工夫が必要です。

まとめ

ヒートテックのトラブルは対策をする事で完全に防ぐことはできませんが、リスクを大幅に減らすことが出来ます。
殆どの人は、トラブルが起きるまでは全く普通なんです。
直前にある重大なリスクを気が付かないで、危ない行動をとってしまっている危うさに気が付いてください。
まず、改善するにはそこが第一歩です。

タグ:
サウナの事故
元若島津親方の入浴事故

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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