2015.6.25(木)
運動の後のお風呂の話
運動の後のお風呂は?
以前から、スポーツや肉体労働の後のお風呂は、疲れを取るのに有効だと言ってきました。
でも、実は正確ではないんですね。
逆に場合によっては、風呂が悪い方向に作用する事もあります。
今日はそんなお話です。
疲労物質を分解する機能
スポーツや肉体労働で激しく筋肉を動かすと、疲労物質の乳酸が出来ます。
身体はお利口ですから、この乳酸をいち早く分解するために沢山乳酸のたまっている部分の血流が上がります。
それにより早く分解するように働くのですが、その最中にお風呂に入ると、消化不良と同じで、血流は全身に巡りますが、逆に疲労物質がたくさんたまっている患部は少なくなってしまいます。
そうなると、疲労物質の乳酸を上手に分解できななり、逆にお風呂に入った事により、疲労回復を遅らせる事もあり得ます。
脂肪の分解を妨げる事もある。
スポーツのもう一つの働き、脂肪を分解する働きです。
この働きも、運動を止めても、約30分くらいは続くと言われています。
やはり、血流は重要で、まだ分解しているのにお風呂に入ると、血流不足で分解が思うように進みません。
結論
スポーツや肉体作業のあと、すぐにお風呂に入る場合と、適度に休んだ場合は結果全く違ってきます。
適度の休憩とは理想的には1時間くらいと言われていますが、急いでいる場合は30分くらいは休んで下さい。
そうする事により、さらに疲労物質は分解されやすく、さらにダイエット効果も得られます。
この場合は、あまり熱めのお湯は避けて、ぬるめのお風呂にじっくり入るようにしてください。
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今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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