2014.12.6(土)
寒くなった時に、気を付けたいお風呂の事。
雪も降っていよいよ本格的な冬到来です。
こんな時、自宅のお風呂で気を付けたい事を今日は紹介したいと思います。
なんていったって、このブログはお風呂屋さんのブログだし、書いている本人も温泉ソムリエや温泉入浴指導員の資格を持っているしね。
だいたい、名刺には「お風呂と温泉の伝道師」って紹介してるんですよ。
高齢者が危ない
さて、ここで気を付けてもらいたいのは、高齢者のいるお宅です。
ああ、高齢者って分類上ですが一応65歳以上の方ね。
俺は高齢者じゃないと思っている、67歳の貴方、もう立派な高齢者です。
何故、高齢者のいるお宅が気を付けた方が良いかというと、冬に高齢者の入浴事故が非常に多いからなのです。
入浴事故って、少しやわらかい言い回しですが、実態はお風呂で亡くなる方って事です。
妻有地域の入浴事故の実態
十日町消防に実態をお聞きしましたら、心肺停止状態で救急搬送される方は、年間相当数おいでで毎年20例前後はあると言う話をお聞きした事があります。
全国的には女性の方が多いのですが、妻有地方は男性の方が多いのです。
それは男性の方が熱いお風呂を好むからだと考えます。
要するに、妻有(十日町&津南)の高齢者の皆さんが、入浴事故に遭わないで済むような知識を提供できるのが私だと思うのです。
だって、交通事故より沢山の方が無くなっているって言うのに、ドクターもお風呂の関係者もこんな情報をあまり出してくれません。
お風呂が好きな高齢者が結果的にお風呂の中で亡くなるって悲しいですよね。
しかも、大部分は溺死ですよ。あまりにむごいと思いませんか。
では、家庭でそうならに為に家族全体で取り組む事を紹介します。
入浴事故を予防する為に、家族が取り組む事
- 体調の悪い時は無理してお風呂に入らない
- お風呂に入る前はお茶を飲んでから入浴する。
- お風呂の温度は40℃~41℃に設定する。
- 冬は脱衣所にも小さなストーブを入れる
- かけ湯をしてからお風呂に入る習慣を付ける。
- お風呂に入るときは、家族の誰かに声をかけて、上がる時間も決めてから入る。
- 高齢者がお風呂に入って長いと感じたら、声をかける。
- 早朝や深夜はお風呂に入らない。
以上8つの事を守ってください。
これだけで入浴事故は完全に防げませんが、かなりの数は防止できると思います。
なぜそうするのか?それはまた後程紹介したいと思います。
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今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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