泉質名から分かる事、⇒温泉の温度について。

ナステビュウ湯の山の泉質名はナトリウム・カルシウム ─ 塩化物泉(弱アルカリ性・高張性・高温泉)という泉質名です。

今回は最後になりましたが、( )内に高温泉と表記がありますが、高温泉って何度から?

地下から、温泉が湧き出た時の温度によって、分けられますが25℃以上あると成分が、水道水と全く同じでも温泉となりますが、次のように分けられます。

冷鉱泉 25℃未満
低温泉 25~34℃未満
温 泉 34~42℃未満
高温泉 42℃以上

つまり、ナステビュウ湯の山の温泉は湧き出た段階で、96度もありますから、超高温泉ですよね。
そんな基準がないので、高温泉に分けられるのです。

松之山温泉は何で火山もないのに、そんな高温なのか?
何の資料を読んだか忘れましたが、昔の海水が地下5000メートル地底の深さに、超圧力を受け、温度も200度以上で超高圧、高温で眠っているのだと言うのです。

それが近くのクラックを通り、地表近くまで来ているのだそうです。
イメージ的にはこんな感じです。

だから松之山温泉は化石海水型の温泉ともいわれています。

太古の地殻変動などで古い海水が地中に閉じこめられている場合があります。これを化石海水と呼んでいます。
火山や高温岩帯が無い地域で、化石海水が地表から数百メートルにある場合には、地下増温率でそれほど高温にはなりません。水温が25℃未満でも、化石海水は塩分を多量に含んでいるので、温泉法で規定した温泉に該当します。
また、海に近い地域においては、現在の海水や地下水が化石海水に混入しているケースもあります。

温泉って面白いですね。
本当は良くわからないですよね。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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