照明は大切です。

露天風呂の石油ランプ

露天風呂の石油ランプ

こんにちは、今回は参考までに当館の照明について書かせてもらいます。

さて、当館は休憩所は電球色の色温度で統一しています。脱衣室や浴槽も電球色を使っています。色温度の考え方ですが、なぜ電球色なのか? 色温度の数値が高いほど、明るく青白い感じの光になります。色温度が高い照明を使った方が同じ電気料金でも明るく感じます。逆に数値が低くなると、赤っぽい光になります。

蛍光灯の種類

電気屋さんに行くと、蛍光灯って色温度によって3種類に分かれています。

昼光色

集中力を高め気持ちを活動的にする。同じワット数であれば、赤みを帯びた光よりも明るさを感じられる

昼白色

くせの少なく自然な色合い 汎用性が高くもっとも一般的。多くのシーリングライトなどに標準で用いられているタイプ

電球色

赤みを帯びた光は気持ちを落ち着けリラックスさせる効果がある。料理をおいしく感じさせる。

大体、こんな感じの分類です。 同じワット数で明るく感じるなら、昼光色が良いんじゃないかと思うけど、そうとも限りません。

当施設の考え方は、お客様からリラッスクしてただく施設づくりを心掛けています。 そうなると、圧倒的に電球色が有利になります。

それに、他の持論も持っているんです。

電球色が良い理由

我々人類は、長い間洞窟など竪穴住居に、家族で火を囲んで夜は生活していました。そこは、外部と違って安全な場所で、家族で過ごすくつろげる場所なのです。その太古の記憶が、遺伝子レベルで残っていると考えても不思議ではありません。

だから我々人類は、赤みを帯びた光を浴びると安らぐのではないでしょうか。他にも、朝日や夕日は色温度が低く赤みを帯びています。その光に包まれると、癒されますよね。

さらに・・・・・まだあります。(笑) 日本人の文化は昔から、行燈や蝋燭の明かりで夜を過ごしてきたのです。それに慣れているんですね。

こういった理由から、当館ではお客様に過ごしてもらう空間は電球色を使っています。

さらに(まだあるの(笑))、ある電気もないような山小屋で、LEDの青白い光と、持参したローソクの炎と、どちらが落ちくか実験してみました。

人里離れた、山小屋で一人で過ごすと、心細さMaxですよ。そんなとき、LEDライトの明かりは、明るくて便利ですが、全然落ち着きません。

それより、ロウソクの炎を眺めていると、本当に心が落ち着き、安心できました。これは、光がオレンジ色なのと、炎がf/1の揺れで、心が和むからなのでしょうね。

そんな事で、露天風呂に石油ランプがあり、炎を見てさらに落ちいて、リラックスして貰う為の仕掛けで、館内他にも快適に過ごすための色々な工夫をしています、どうです結構いろいろ考えいるでしょ。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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