2017.9.13(水)
今までの麻薬集客を止めて、新しい集客を・・・・
このブログは僕がナステビュウ湯の山に就任した過去を振り返って書いています。
続きになっていて、前の記事は就任した当初、温泉について勉強したな~と就任当初から本当に悩んだ、飲食の持ち込みについて。です。
こちらも宜しければ読んでみてください。
無料券発行やや持ち込みを・・・・
無料券の発行を止め、持ち込みも制限しながらの営業は苦戦が予想されました。
お客様にも非難されました。
でも違うんです、しいてはお客様には公平に、良いサービスを提供したいだけなんです。
それはお客様の為と信じて、そちら側に舵を切ったのです。
そんなに儲けたいのかとかも言われましたが、時間が解決してくれると信じてました。
さて、ではどうやって集客しよう?
分からないのです。
そこで勉強しました。
温泉の関係のセミナーに積極的に参加しました。
そして出来る事は色々やりました。
その中で、出来るようなイベントをやりました。
そして、それをプレスリースしました。
その中でやったのが、世界一の柚子風呂として、九州産の晩白柚と言うミカンの一種です。
このミカン、皮が厚くてとても良いのです。
本物の柚子でもやった事があるのですが、浸透圧の関係で夕方にはぶよぶよになってしまうのです。
そう言った面では晩白柚は良い感じです。
後はバラ風呂とか、100のありがとう風呂とかやりましたね。
お風呂関係のイベントとは結構やりました。
プレスにもリリースしましたが、一度も取材には来てもらえませんでした。
人まねは真似られる。
そして、人のまねは、人にもまねされてしまうのです。
近隣の施設も同じことやるようになり、そして新聞等で取材を受けているんです。
何だって・・・・・
こっちの方が早かったのに・・・・・
そんな悔しい思いも経験しました。
競争ではないし。
どうも、僕には競争意識が消えません。
十日町は日帰り温泉のみんかん事業者にとっては非常に厳しい環境です。
だって、完全民間の施設は当館だけで、日帰り温泉の1次商圏と言われる半径30キロ以内には、十日町市内で鷹の湯/松寿荘/雲海/ミオン中里/明石の湯/千年の湯/と7施設もあり、津南まで入れると津南駅前温泉なども含まれるので8施設もあります。
多すぎでしょう。
全て第三セクター方式と言われる施設です。
さらに公共系の施設は、競争原理が働かない訳です。
それは、赤字でも運営できるのです。
しいて言えば、民間を圧迫しても営業できちゃうって事です。
そんな民業圧迫じゃないのと思える意識が消えませんでした。
確かに、お客様確保は大変です。
そんな不合理な競争意識が消えなかったんですよ。
愛なんだな~
最近まで、その競争意識は薄れる事はありませんでした。
現在は全くそんな事は考えていません。
大きな出来事は、今回の閉館ですね。
温泉が急に出なくなって、休館せざる得ませんでした。
それは、非常に当館にとっては危機です。
それでも、今回は色々な声を頂きました。
当館が良いからとか、お前の所が無くなると困るんだよ。
と嬉しい声です。
これって当初の逆じゃないでしょうか!
当初は、麻薬販促で施設に愛のない人たちをたくさん集めました。
現在は入館料は消費税が上がった時に¥500→¥600に
さらに入湯税が¥50から¥100に上がった時に¥600から¥650に改定しました。
それでもお客様は付いてきてくれました。
ありがたい事です。
やはりここで大事な事は、お客様が施設に愛を持ってくださるって事なんですね。
逆に言うと、お客様に愛される施設にしなくてはいけないって事だと思いました。
次に続く
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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