今年は冷夏でしたが、2017~2018年冬の雪は多いの?少ないの?

良く、冷夏だと冬は暖冬だと言われますが、本当?
毎年冬の雪を予想していますが、今年はどの位の雪が降るでしょうか?
少し早いですが、人のまねしたと思われたくないので早めに予想しました。

今年はどんな根拠で冬の雪を予想したの?

そそ、寒い冬か暖冬か予想しても、なんかハッキリしませんよね。
その点、降雪量だと良く分かりますよね。
毎年色々なデータを参、今年の十日考に町の降雪予想をしていますが、全然当たりません。
最初は迷信や言い伝え、そして他の人が予想したのを参考にしてきめていました。
でも全然結果は芳しくありません。

そこで、徐々に迷信や言い伝えは排除しています。例えばカマキリの営巣の高さなど・・・・
だから、今年は観測データの根拠を大事にしたいと思います。
と言ってもそんな、はっきりした根拠があればだれか使っていますよね(笑)
そこで、現在はネットで公開している情報を元に予想してます。

僕が考える根拠は?

では冬を予想する根拠を何にするか?
今年はエルニーニョ/ラニーニャ現象はどうなるか?

さらに夏の気温はどうだったか?

台風の数は多いのか少ないのか?

などの根拠を元に雪を予想してみたいと思います。
本当はもっと上空の偏西風の蛇行向デの傾ータや日本近海の海流の変化などの長期間のデータがあると面白いと思いますが、直近しか分かりませんので、参考にとどめています。

津南町の50年間の年間最大積雪量

松之山では長期のデータネットで見つけられませんでした。
その代わりに津南町の50年間の積雪のデータが見つかりました。
それによると、過去50年間の平均の最大積雪は2.5mでした。
津南町の役場前のデータが見つかりましたので、松之山の隣の町ですから参考にしました。

今年の冬のエルニーニョ/ラニーニャ現象

気象庁のHPより

気象庁の予報だと、今年のエルニーニョ/ラニーニャ現象はややラニーニャ現象に振れそうですが、大きく振れる事はなさそうです。

傾向としてはエルニーニョ現象だと暖冬/ラニーニャ現象だと冷冬の傾向だと言われています。
あくまでも傾向で、決定的ではないですが・・・
このエルニーニョ/ラニーニャ現象からは、やや豪雪傾向となるでしょうか?
気象庁のHP

今年の台風通過数は?

去年もそうでしたが、今年も早くから上陸する台風って多いと思いませんか?
去年も参考にしましたが、今年は少し視点を変えました。
そんな台風について50年間のデータを調べてみました。
※今回は台風の接近数と発生数のデータがありましたが、海水温の関連ですから、発生数のデータを参考にしています。

年間台風発生の数で調べると?
55年の平均は26.1個で最小数が14個、最大39個通過していました。
ではトップ10の平均積雪は最小側が2.6m
台風通過数が最大のトップテンの平均雪雪は2.4mと殆ど平均と変わりません。
が、がしかし5月までの合計と8月までの合計数もやってみましたが、5月はばらつきが大きく、今回は参考値から外します。
55年間8月まで通過した台風の平均値は13.9個で最大数は24個、最小数は4個でした。
データを整理して、8月までに台風の数が多い年と、少ない年のそれぞれ10年の積雪の平均出してみると、データに明らかに偏りが見られました。
その結果は
最小値10年の平均積雪値は3.0m
最大値10年の平均積雪値は2.5mでした。

ここで注目数は8月まで台風が日本に来る数が少ないと、最大積雪が2割も多く豪雪傾向があるって事です。
そして、今年の8月までの台風通過数は15個で、平均よりわずかに少ないだけで、あまり極端な傾向はなかったでした。

因果関係は分かりませんが、この結果からは平年並みを予想します。

今年の冷夏は冬に影響するか?

冷夏の年は暖冬になりやすいって話を聞いた事があります。
その理由としては、気象は振れるんだというんですね。
例えば夏場雨が多い(今年のように)と、それが振れて秋ごろから乾燥的な気象になるというんですね。
本当かいな?調べてみました。

元データはここです。
色々なデータを比較しましたが、北日本が冷夏か猛暑でもどちらも、冬の雪が多い傾向だという事が分かりましたが、その振れ幅はさほど多くありません。
東日本の夏の気象と積雪の影響はほとんど認められませんでした。

北日本が冷夏だと津南町の平均積雪は2.8m(平年より30センチ多い)
北日本が猛暑だと津南町の平均積雪は2.8m(平年より30センチ多い)
という結果になりました。

この事から、今年はやや大雪傾向なのではないか?

日本近海の海流の影響は?

詳しい永年変化のデータが見つからないので分かりませんが、昨年日本海の海水温度が高くて、そこに偏西風蛇行で北極からの寒波が流れ込むと、短期的に最悪の豪雪になると去年かきました。
他にも日本海の海水温が高くなると、雪が少ないと発表した方もおいでです。
それはそうでしょう、だって暖かいから海水温が上昇し、その結果小雪になるのですから。
さて、現在時点で今年は平年より日本海の海水温は昨年より低いものの、平年よりは1℃程度高いようです。

さらに太平洋側では、黒潮の大蛇行が観測されているそうです。
過去には東京地方に雪が降りやすいそうです。

北極振動

最近、北極振動が大きく振れた時異常気象が多発しているようです。
冬の段階でどうなるか?データが無くて分かりませんが、過去の経験でアメリカに大寒波が来ると、それから2週間程度のタイムラグで日本にも寒波が来るようです。

その時に日本海の海水温が高いと、ドカ雪になる可能性が高くなるので、冬の間は気を付けてみていてください。

気象庁のHPより
※大規模な海面気圧偏差パターン(テレコネクションパターン)の一つで、北極域と中緯度域のあいだが逆符号となるほぼ同心円状の偏差パターン。 北極域が平年より高い(低い)とき、中緯度域で平年より低く(高く)なる。 冬季には成層圏にまで及ぶような背の高い構造をしており、極渦の強さと関係している。日本の天候を左右する要因の一つとして注目されている。

総合すると、今年の十日町の積雪は?

色々調べましたが、今年は平年から比較すると、大雪傾向になりそうです。
そして秋が早いようですから、初雪も早く降るかもしれませんので、冬囲いは早めに済ませた方が良いかもしれません。

最後に

昨年も書きましたが、私は気象の専門家ではありあません。
趣味で、今年は雪どんな感じかな~と調べているにすぎません。
当たるも八卦当たらずも八卦位でお楽しみください。
しかし、今年の冬囲いは早めにしっかりしたほうがよさそうです。

備えあれば憂いなしの精神で対応していただきたいと思うのです。

※この記事は、2017年9月12日の段階でのデータで書いています。

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今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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“今年は冷夏でしたが、2017~2018年冬の雪は多いの?少ないの?” への3件のフィードバック

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