就任した当初、温泉について勉強したな~

私は全く異業種から温浴業に飛び込んできたわけですが、来た当初は温泉について何も知りませんでした。

温浴業界ってあまり勉強必要ないのかな?

でも、周りを見ると旅館でビジネスしている方も、当館の古参スタッフも温泉については、殆ど知識がないのに気が付きました。

ええ、僕がいた建設業の世界では考えられない事でした。
だって、それぞれの部門で責任を持って仕事をする人にとって専門知識は必要最小限の知識だからです。
例えば生コンの責任者は、コンクリートのエキスパートでその分野の知識は相当広いのです。
それが、温浴業の皆さんは、温泉の知識は・・・・・・
お客様に温泉のすばらしさや、入浴のし方をつたえる人はほとんどいませんでした。

実際に体験してみて

こんな業界も珍しいと感じました。
そんな知識が無くても影響なく仕事できるって事ですよね。
逆にチャンスだとも思いました。
誰も見向きもしない知識をスキルを身に着けると武器になると考えたわけです。

そこで、まず行ったのが温泉入浴指導員って資格です。
資格と言っても、2日間の講習会に出れば貰える資格です。
そして決意した事があります、こういった講習会は自腹で行こうと思いました。
何故か?

やっぱり本気度が違いますから。
この資格日本健康開発財団と言うところでやっている資格です。
今でも覚えているのが、レジオネラ菌中毒の対策の話でした。

九州で起きたレジオネラ集団中毒は、お風呂からではなく玄関近くにあった噴水が原因で、その水が拡散して多くの方が中毒になってしまった。
これはスプリンクラーとかでも起こりうることで、温浴業だからお風呂からレジオネラ中毒になるとは限らないって話でした。

非常に役に立ちましたね。

次に行ったのが温泉ソムリエのセミナーです。
当時、赤倉の遠間旅館で行われましたが、これも非常に参考になりました。

あれから温浴業界ももっと勉強したほうが良いと実感し、職員にもマーケティングセミナーや温泉ソムリエのセミナーには積極的に参加させています。
やっぱり勉強しなくていい業界なんてないんだよね。

タグ:
勉強

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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