2015.11.30(月)
自家製ぬか漬け、完成近づく。
以前、桜島大根ぬか漬けに挑戦というタイトルで、ぬか床つくりの紹介をしました。
飽きっぽい僕のことですから、もう放置してかびていると思うでしょ?
ところが、毎日かき回してましたよ。
ぬか漬けをいじると、手がきれいになるだそうです。
(当館のパートさんの情報)
手荒れが解消できるって良いですね。
ついでに足も綺麗にしてほしいわ(笑)
最近、ぬか床も醗酵してきて良いかんじになって来ました。
これから、お漬物も当館で作ったお漬物をお出しすることになると思います。
特に松之山産の桜島大根(ややこしい)のぬか漬けもお出ししようと思います。
試験的に食べたんですが、超辛いですよね。
その辛味もだいぶ抑えることができそうなので、そのうちに漬物でお出しできると思います。
でも、米ぬかを使ってお漬物って誰が考えたんでしょうね。
また、いつごろから?
調べてみました。
そうすると、江戸時代初期に始まったようです。
当時流行していたかっけの予防にも一役買っていたらしいですね。
ぬか床に乳酸菌が繁殖して、よく醗酵した糠床が良いようです。
さらにお手入れですが、空気に触れている部分は菌のバランスが崩れて腐敗するらしいので、毎日表面の糠床を奥に返す作業が必要なのらしいです。
発酵が進み過ぎて糠漬けが酸っぱくなったときは卵の殻を砕いて入れるとよいらしいです。
ナスとかきれいな色を出すために釘など鉄などを入れると良いそうです。
さらに、ぬか漬けのすごい所は
糠漬けはカリウムも多く含まれている。カリウムは余分なナトリウムを体外に排出する作用があるため、塩分の過剰摂取が緩和されるそうです。
糠に存在するビタミンB1と植物性乳酸菌が食材に含まれるようになり、うまみも含まれるようになり香りが付くので食が進み、食物繊維が多い野菜も食べやすくなる効果があるそうですよ。
つまり一見塩漬けであまり食べすぎると体に悪い気がしますが、ちゃんと体外に排出する仕組みができていて、野菜もおいしく体によくなるってことでしょ。
すごいですね、さすが日本の文化的な食べ物です。
明日からもっと愛を持って糠床に接します(笑)
最後に干した大根をぬか漬けにした食べ物は「沢庵」と呼ぶそうです。
なるほど(笑)
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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