お風呂で身体を活性化(HSPを上手に利用)

今、湯の山ニュースに原稿を書いています。
今月のテーマは、どうやったらHPS(ヒートショックプロティン)を体に生成させる事ができるかです。

ヒートショックプロティンって?

では復習です。
HPS(ヒートショックプロティン)って何でしたっけ?

人間の体は上手に出来ています。
例えば体の多くがタンパク質でできています。それが熱、例えば43℃以上だと長時間その温度にさらされると熱凝固を始めます。
要するに低温やけどですね。

人間の体はそうならないように、体液だったりが上手に廻ってダメージを最小限に防ぐ仕組みが出来ています。

それとは別に、あるスイッチが入ると細胞を熱から修復する物質が分泌されるらしいのです。

そのある物質がHPS(ヒートショックプロティン)で、あるスイッチが体温を2℃以上上げる事なのです。

HPS(ヒートショックプロティン)は体温が上がるとすぐにドバーと分泌されるわけではなく、お風呂で体温スイッチを入れてから2日後に最大になり、その後2~3日で効果が無くなってきます。

どんな効果があったっけ?

細胞を修復する働きがありますから、火傷とか怪我にも有効です。
更に免疫力が高まるそうです。
これは、体温を上げると免疫力が増大する事は以前から知られて来ました。

HSPのお蔭なのか、体温を上げたことによる活性化のお蔭なのか?イマイチはっきりませんが・・・・・・
更に、疲れにくいそうです。
疲労物質の乳酸が出来にくくなる事も分っています。

さらに、運動能力も上がるそうなので、オリンピック選手が最後の調整で、大会2日前に体温を2℃以上上げて試合に臨むのだそうです。
別にオリンピックだけではないのですが、そうする事により最高のパフォーマンスを発揮できるわけです。
女性には美肌になり、代謝が上がりダイエットにも少しは貢献するらしいですよ。

HSP(ヒートショックプロティン)を体内に作らせるには?

ここからは本題ですが、どうするか?

  1. 自分の舌下体温の平熱を測定する。
    どうしても必要と言う事ではないのですが、効果を確認するために測った方が分りやすいです。
  2. お風呂に入る30分前に500㏄程度の水分補給をしておく。
    これは、かなり汗をかくので水分補給をしておきましょう。
  3. お風呂の入浴時間の目安は41℃で15分~20分 42℃で10分の入浴が目安です。平熱より2℃以上体温が上がることが理想です。ですので入浴中に舌下体温を測り確認するとさらに良いでしょう。
  4. お風呂から上がったら、バスタオルなどで20分程度保温する。
  5. それが終わったら水分補給を500㏄程度行う。 ※体内のヒートショックプロティンは、体を温めて2日後位がピークになり、その後徐々に減少してくるらしいです。ですから1週間程度で効果は無くなると思ってください。
  6. 毎日連続でやっても体が順応してしまい、効果が薄くなります。多くても1週間に2回程度にしましょう。

以上、あまりお金もかかりません、当館来れば温泉とW効果ですよ(笑)

タグ:
HPS
ヒートショックプロティン

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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