2015.8.11(火)
間もなく終戦記念日ですね。
おはようございます、間もなく終戦記念日です。
このブログでは滅多に政治的な事は書かないのですが、今回は終戦70年について、改めて考えてみたいと思います。
建前と実際を分けている国
日本って本当に変な国だと思うのです。
憲法9条と言う、平和憲法を持つ素晴らしい国です。
憲法9条にはこう書いてあります。
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
最近国会で集団的自衛権で憲法違反だ、いや解釈では違反ではないって議論がなされていますが、憲法九条の条文にも書いてあるように、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
と明記してあります。
日本の自衛隊、特に海上自衛隊はハリネズミと言われる鉄壁な守りと攻撃力を持つイージス艦をアメリカに次いで保有しています。
また最新の潜水艦「そうりゅう型」は通常燃料(原子力以外)の潜水艦としては世界最高峰と言われ、オーストラリアも高くても良いから是非欲しいと言ってきているのはご存知だと思います。
そして、戦車でも10式(ひとまる式)と言われる戦車は世界トップレベルの戦闘能力があると言われています。
これって武器じゃないの?
そしてそれを扱う自衛隊は戦力じゃないですか?
日本の憲法解釈は、自衛隊は戦う事を目的としていないので、戦力ではないと言う解釈なんでしょうか?
幾らなんでも、無理があると思うんですけど。
日本に駐留しているアメリカ軍
実際は世界最先端の兵器を持っている国には間違いないと思います。
そして、軍事大国のアメリカ軍がうようよ駐在しているような国です。
さらに日本には非核三原則があるのは周知だと思いますが、例えば核兵器搭載の米空母が作戦中に日本に寄港する際、搭載核兵器を下して寄港すると思いますか。
以前日本とアメリカの間に密約があった事は最近明るみになりましたが、非核三原則をアメリカ軍に適応するのは現実的ではない、というより分らないと言った方が正しいと思います。
平和国家だったのは、何が寄与したからか?
日本は戦後70年間戦争をしない平和国家で今まで来ました。
それは、何故でしょうか?
・憲法9条があるから。
・最新鋭の兵器を持つ自衛隊が抑止力となっている為
・世界最強と言われるアメリカ軍が駐留して抑止力となっているから。
さて、どれが正解でしょうか?
僕は少し違う考えをしています。
太平洋戦争当時、日本は有史以来初めて徹底的に戦争に負けました。
しかし、当時多くの若者がわが身を犠牲にして、戦闘機で敵艦に特攻に行きました。
硫黄島では約20,000人以上兵士が、玉砕覚悟で最後まで戦いました。
当時、圧倒的な兵力のアメリカ兵を目前にして硫黄島の戦闘で勝てるとは、誰も思っていなかった。
しかし、硫黄島に駐留した日本兵は、我々が硫黄島を1日でも長く守れば、その分日本本土の爆撃が1日遅れ、祖国に家族や地域の人たちが、その分だけ長く生きながらえる可能性が高くなるから、彼らは過酷な環境で、食料も弾薬も無く、死ぬより厳しい戦いを行って散って行ってのだと思います。
僕はこういった、戦時中の自己犠牲で、家族や国を守ってくれた英霊のお蔭で、日本は70年間も平和国家で繁栄できたのだと思います。
この、当時散って行った英霊への感謝の気持ちを忘れないことが、今後も日本が平和でいられる事だと考えています。
折角の機会なので12日~14日までの朝の記事は、戦後70年と平和について書いてみよと思います。
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今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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