2024.12.13(金)
上空5,500メートルの気温と言われても??
良く天気予報で “上空5,500メートルの気温がどうのこうの” と言われても、ちょっとピンと来ないですよね。
そこで、少し調べてみました。
冬の上空5,500m(約500 hPa付近)の気温と雪の関係
-6℃以上
雪になりにくい。
-6℃以下
雪が降りやすい。
-30℃以下
大気が非常に不安定になります。この状態は強い雪雲を発生させる条件となり、大雪をもたらす可能性が高まります。
-36℃以下
大雪の目安と言われています。雪雲が発達しやすく、短時間で積雪が急増する恐れがあります。特に豪雪地帯では“-36℃” という数字に要注意です。
ちなみに…
1,500m(約850 hPa付近)の気温が-6℃を下回ると、平地でも雪が降りやすくなるそうです。
簡単にまとめると
上空5,500m付近の気温が-6℃以上だと雪になりにくい。
-6℃以下だと雪に変わる可能性が高い。
-30℃以下だと大雪の可能性が高い。
-36℃以下だと、記録的な降雪になる場合もあります。
これで、あなたも少し気象に詳しい人になりました!
今週末の天気
ちなみに、今週末(14日–15日)にかけて、日本海の上空5,500mに**-30℃**の寒気が入り込む予想です。このため、大雪への警戒が必要です。
ただ、記録的な降雪に注意と言うマスコミ報道は、少し誇張しているようにも感じます。
気温予想を確認してみよう
最近は便利になり、ウェザーニューズなどで上空の気温予想もチェックできます。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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