上空5,500メートルの気温と言われても??

上空5,500メートルの12/15気温予想  ウェザーニューズHPより

良く天気予報で “上空5,500メートルの気温がどうのこうの” と言われても、ちょっとピンと来ないですよね。
そこで、少し調べてみました。

冬の上空5,500m(約500 hPa付近)の気温と雪の関係

-6℃以上 
雪になりにくい。

-6℃以下 
雪が降りやすい。

-30℃以下 
大気が非常に不安定になります。この状態は強い雪雲を発生させる条件となり、大雪をもたらす可能性が高まります。

-36℃以下 
大雪の目安と言われています。雪雲が発達しやすく、短時間で積雪が急増する恐れがあります。特に豪雪地帯では“-36℃” という数字に要注意です。

ちなみに…

1,500m(約850 hPa付近)の気温が-6℃を下回ると、平地でも雪が降りやすくなるそうです。

簡単にまとめると

上空5,500m付近の気温が-6℃以上だと雪になりにくい。

-6℃以下だと雪に変わる可能性が高い。

-30℃以下だと大雪の可能性が高い。

-36℃以下だと、記録的な降雪になる場合もあります。

これで、あなたも少し気象に詳しい人になりました!

今週末の天気

ちなみに、今週末(14日–15日)にかけて、日本海の上空5,500mに**-30℃**の寒気が入り込む予想です。このため、大雪への警戒が必要です。

ただ、記録的な降雪に注意と言うマスコミ報道は、少し誇張しているようにも感じます。

気温予想を確認してみよう

最近は便利になり、ウェザーニューズなどで上空の気温予想もチェックできます。

ウェザーニュース – 上空の気温予想

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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