仕事には厳しさが必要か？

おはようございます。

入館料の話

当館は十日町地区では入館料が高い部類の温浴施設です。
第三セクター系のお風呂屋さんが、入館料600円で営業しているのに、当館は700円です。
竜神の館さんは土日祭日は750円ですから休日に限定すると竜神さんが一番高いとなるのですが。

この価格は全国的は決して高い金額ではないのですが、三セクが多い地区では平均して入館料が安いと感じています。
例えば新潟県と群馬県は三セク施設が多いので、入館料が平均して安めですが、埼玉県に入ると急に高くなり、1,000円以上の施設も多くなります。

これからこんな事が起きてきます。

私は来年から、日帰り温泉淘汰の時代が来ると思っています。
と言うのは、これだけ基本コストが値上がりして、そのままの料金で運営できるわけがないからです。
三セク系は、多少の赤字は福祉の一環と割り切って運営していると思うのですが、それがシャレにならないほど巨額になった時にどうするかと言う話です。
料金をあげると、お客様の数が減る。
すると収入も減る。
老朽化も進んだので、閉館を選択する施設が増えると思っています。
勿論当館も例外ではありません。
完全民間施設ですので、赤字分はどこからも補助もありません。
ですから最悪閉館もありうる訳です。

当館は完全民間施設です。

お客様にとっては、民間施設でも第三セクター系でも関係ありません。
支払った対価に対する満足度で推し量ると思うのです。

そうなると、当館は近隣の施設より何が優れているか？
問題になります。

ご来光風呂は、近隣の施設では何処もやっていません。
だから価値があるのですが、それが中途半端なものだとしたら。
残念ですよね。
多くを言いません。
もっと仕事に厳しさが必要だと思うのです。
人には個性があり、スキルもあります。
それが出来ない場合はどうするか？

毎日ではないのですが、定期的にどうにもならない事があります。
8割は何とか許容範囲ですが、2割は規格外です。
そうなると、結局ご迷惑をおかけするのは、お客様になる訳です。
我々は、管理でもトップを求められるのに、理想とのギャプに苦しんでいます。

やはり出来ない場合、外れてもらうより仕方ないですね。
これって、苦しい決断になりますが、割り切るより仕方ないと考えをまとめました。