♂が旅立っちゃいました。

今朝、ケースを覗いたら、種虫に購入したヘラクレスオオカブトの♂が昇天していました。
写真のヘラクレスですが、左の前足と右の後ろ足のフ節が取れていて、可哀そうですね。
こんなになっても、メスと同居で交配を狙ってました。
１週間前にも交配していました。

流石に２～３日前から動きがおかしいと思っていましたが、今朝完全に死んでしまっていました。

昨年12月中旬、九州の延岡市に生まれ、４月にヤフオクで私が落札して、種用に色々な♀と交配して子孫をたくさん残してきました。

血統はFF171-OF CBF2（ブリーダーの付けた番号）　インブリードの個体です。
ヘラクレスは成虫になるまで１年半とか、長いもので２年もかかります。
その間は非常に長いわけです。
期間を投資期間と考えると、素晴らしい♂親と優秀な♀親をそろえる要がありました。

相性もあるそうなので、よくわかりません。
そうなると偶然にかけるより仕方ありません。
偶然を演出するには数が必要です。

今数えたら15匹のメスと交配チャレンジしていました。
初期の頃の交配させた個体は、ほとんど受精して卵から幼虫がとれています。
相手のメスでは狙った血統のメスは同系の血統のメス３匹と交配させています。
それらは、まだ産卵中ですが、初期の卵は羽化したのを確認しています。

子孫は大事に育てます。
将来が楽しみな幼虫たちです。

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