2017.4.16(日)
十福の湯にスタッフと行ってきました。
商圏を無視しているの?
長野県に長野市と上田市の間に地蔵峠という難所があります。
標高も1000メートルだそうです。
周りには別荘地で、別荘があるだけで民家がほとんどありません。
冬は少し荒れれば吹雪で、道路も凍ってしまいます。
※僕は真冬にも行ったことがありますが・・・・・
このような厳しい環境にも関わらず十福の湯さんはあるのです。
よく商売で商圏という言葉を耳にします。
ちなみに車で30分圏内を一次商圏と呼び、数は5万人以上が望ましいそうです。
松代・松之山・津南の一部で5万人なんて何処にいるんでしょう?
でも十福の湯さんに比べればはるかに商圏に恵まれていると思います。
あの地域で日帰り温泉をやろうと志て、さらにあれだけの投資をして、成功させているパワーに驚きを感じます。
よく銀行がお金貸してくれたなと思いますよ。
その位温浴ビジネスからは常識を無視した立地になっているのです。
素晴らしい露天風呂
実際行ってみると、広い露天風呂は最大の魅力ですが、最大のウィークポイントでもあります。
大量の湯が必要になり、特に冬には温度を維持する為に、大量の燃料が必要になります。
そして、お湯を浄化する巨大なろ過機や水処理のスペースも必要になります。
実際行ってみると、大きな水槽があり、日帰り温泉では見たことないような大きな水処理(温泉ろ過施設)がります。
その結果、ピカピカのお湯で満たされた露天風呂が供給できているのです。
維持費は凄い掛かるだろうな~と僕が心配してしまいます。
そして外観は庭園作りとなっています。
青い巨石群は群馬産で、赤い巨石群は北海道産だそうです。
そしてアメニティグッツはオリジナル商品を使っています。
実は僕は大体の値段をしっていますが、普通の日帰り温泉が使っているアメニティの倍ぐらいの値段の物を使っています。
手を抜いていないのです。
内風呂は大きな湯船で源泉かけ流しの湯船ですが、あんまり人気がないのです。
食堂は?
食堂は食券販売機方式ですが、種類が半端じゃないです。
そして洋食・和食・そば・ピザ部門に分かれていて、どれも安めでおいしいのです。
僕はお蕎麦+海鮮茶漬けを食べましたが、美味しかった。
当館の食堂スタッフの調理師も感心していました。
素晴らしい飲食部門です。
物販部門は
お土産部門はそこそこって感じですが、館内にパン屋さんがあり、アイスクリームやコーヒーの専門店までそろているのです。
野菜も新鮮で安いし、本当に完成度が高いのです。
結果
当館の近くに、この施設がなくて良かったです。
こんな施設がライバルだったらと思うとぞっとします。
実際、麓の真田に日帰り温泉が出来たのですが、倒産して現在は営業していません。
しかし、あらゆる部門で完璧を求め、完成度を上げている施設を見るとホッとします。
だって入館料が同じで近くに十福の湯があったら、僕は行くと思います。
そういった意味では勉強になりました。
当館も完成度を求め頑張ります。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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