2016.8.8(月)
猛暑にお風呂が良い理由
猛暑が続いていますが、お風呂特に温泉で出来る事が沢山あります。
以前も書きましたが、今回は復習と新たな項目を足しました。
お役に立てれば幸いです。
人間の体は、熱くなると体温を一定に保つために、汗腺が働き汗をかき、気化熱で体温を下げるシステムになっています。
しかし、何かの理由でそのシステムがちゃんと働ない事もあります。
人間の身体は体温が上がりすぎてしまった時、自律神経の働きで末梢神経を広げ、皮膚に多くの血液を流れ込ませることで熱を対外へ放出します。
また、発汗も体温を下げる仕組みの一つです。汗が蒸発するときに、身体の表面から熱が奪われます。このような体温調節機能が、高温の環境下に長時間いることでうまく働かなくなってしまうことがあります。
すると体内に熱がこもったり、急激に汗をかくことで体内の水分・塩分が奪われたりします。これが全身に影響を及ぼし、痙攣、めまい、湿疹、頭痛、吐き気など多くの症状をあらわすのが熱中症です。
この対策には、自律神経を刺激することが有効で、色々な温度のお風呂に入る。
サウナや水風呂に入るなど、色々な温度で全身で自律神経を刺激することが、体温調整に有効で熱中症対策に有効です。
気候によって血流や発汗を調整している自律神経が失調となり、鼻水やのどの痛み、頭痛といった風邪に似た症状から、全身の冷えやだるさ疲れやすさ、食欲不振や下痢などの消化器障害、イライラ感、肩こり、腰痛、肌荒れ、生理不順など様々な体調不良につながってしまうのです。
つまり、冷房病の主原因は自律神経の乱れと言えるのです。
冷房病も、やはり自律神経の調整機能のが弱って起きる症状です。
対策は、熱中症対策と同じで、色々な温度を体感することによって自律神経を刺激して元に戻します。
ポイントは2つです。
まず、副交感神経をたっぷり刺激して、昼間忙しくし働いていた神経をリセットしてやることです。
この方法は、40℃程度のぬるめのお風呂にゆっくり入るだけです。もう一つは、体の深部体温をお風呂で上げてあげる事です。
こうすると、30分か1時間もすると上げた体温が下がり始めます。
すると、自然に眠くなってくるのです。このように、入浴後の湯冷めには、自然な眠りを誘う睡眠作用があるのです。
体温が下がり始めると眠くなるって、冬山で凍傷になると眠くなるのと一緒かな?
良くドラマで出ますよね、冬山で極限状態で、眠く成る事って。
「寝ちゃだめだ!、寝ると死んじゃうぞ!」と言うのもあながち嘘でも、無いような気がします。
寝ちゃうと、余計体温が下がるしね。
紫外線対策として日焼け止めなどのUVケアをすることはよく知られていますが、実はちょっと熱めの風呂に入って体内にヒートショックプロテインが増えている状態だと、紫外線を浴びても皮膚にダメージを受けにくいということが明らかにされています。
ついでに疲れにくくなるしね。
ヒートショックプロテインは使えます。
僕が人体実験した経験は
身体の深部体温を上げて、効果抜群な入浴法を試しました。
読んでみてください。
最近はこんな事も考えています。
お風呂で五感を刺激して若々しく過ごす。
五感とは視覚/聴覚/嗅覚/味覚/皮膚の感覚ですが、刺激が少ないと五感が詰まっちゃうから、色々症状が出てきます。
お風呂で一番刺激するのは、色々の温度で皮膚の感覚ですよね。
嗅覚は温泉の匂いなどで刺激されます。
さらに視覚は、男女混浴にした方が刺激されますよね(笑)
こんな風に五感を刺激することも、大事ですよね。
温泉はこんなに色々な刺激を与えています。
暑い日の温泉も効果抜群ですよね。
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- 猛暑の温泉
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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