2017.9.14(木)
温泉の効果をおさらいします!
皆さん、こんにちは!スタッフの本山です。先週の研修旅行で、温泉の良さを再確認しました。そこで、温泉(入浴)がもたらす効果について、おさらいしてみようと思います。温泉ソムリエのテキストを参考にさせて頂きました。
その①物理効果
温泉がもたらす効果は、大きく分けて3つあります。まずひとつは、物理効果です。もう少し詳しく分けると、温熱効果と水圧効果、浮力効果に分けられます。
*温熱効果*
お湯の温かさによって体が温まって血行が促進され、体内の不要物が排出されやすくなります。疲労物質の「乳酸」も、その一つですね。体温が1℃下がると、免疫力は30%も落ちてしまうそうです。体に負担の少ない37℃から40℃くらいのお湯に、じっくり浸かるのがおススメです。
*水圧効果*
水圧によって内臓が刺激され、内臓運動が活発になります。特に、普段は重力で脚にたまっている血液が心臓まで押し上げられ、血液やリンパ液の流れがスムーズになるのです。ちなみに、肩までお湯に浸かった場合、体の表面積全体には、なんと500㎏以上の水圧がかかることになります!半身浴や足浴など、体調に合わせて入ってくださいね。
*浮力効果*
温泉に首まで浸かると、体の重さはおよそ10分の1に感じられます。体が軽くなった感覚で筋肉が緩み、リラックスできるのです。体を動かそうとすると普段より大きな負荷がかかるので、トレーニングやリハビリにも利用されています。
その②転地効果
心理効果、とも言います。日常生活を離れてリラックスすることでストレスを解消し、疲労回復や体調不良にも効果が期待できます。自然や環境に恵まれた温泉地ならではの特権ですよね。「出かけることに意味がある」のです!
その③薬理効果
温泉成分そのものによる効果です。温泉の成分を皮膚から吸収したり、飲泉したりすることで効果を得られます。泉質によって異なるので、適応症を確認してみるといいですね。
大きく分けて書いてみましたが、実際はいろいろな要素が影響しあって効果を発揮しています。これを「複雑系(相乗効果、シナジー効果)」といいます。普段はそんなこと気にしてお風呂に入らないと思いますが、実にいろいろなことが起きているんですね!
今日の湯の山は
すごくどうでもいいんですが・・・私は今、週1回程度しか会社に行っていません。たまに行くと、いろんなことが起きています。今日は玄関先でオブジェ、じゃなくてげた箱のペンキ塗りがされていました。
再開に向けて、修理と大掃除の日々は続きます。
By本山
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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