2016.4.10(日)
赤ちゃんと一緒に入る温泉で注意する事。
施設によっては、赤ん坊禁止の温泉施設もあります。
最近、赤ちゃんとを連れてお風呂に来る若いお母さんを目にします。
施設によっては、おむつの取れていない赤ん坊の入浴をお断りしている施設もあります。
しかし、当館の場合は禁止していません。
現在のところ、クレームや苦情がないので、現状維持で行きたいと考えています。
ですが、何故そうしているのか?それは赤ちゃんが粗相をしてしまう可能性があるからなのです。
だから、お母さんは、禁止していないから大丈夫ではなく、公衆浴場としてのマナーを守ることも大切な事なのです。
そして、赤ちゃんはとてもデリケートです。
大人が平気でも、赤ん坊にとっては刺激が強すぎる場合もあります。
そこで、今回は「赤ちゃんと一緒に入る温泉で注意する事」について考えてみたいと思います。
赤ちゃんと一緒の温泉の温度
大人の適温は41℃~42℃程度で、熱いお風呂が好きな人は43℃と言う人もいるでしょう。
でも、赤ちゃんの適温は違うますよね。
本当は不感温帯が一番刺激が少なくていいのですが、赤ちゃんの体温って何度かご存知ですか?
実は大人とそんなに変わらなくて、37℃前後なんです。
ですから、お風呂も少し高め37℃~38℃程度が一番刺激なくて、赤ちゃんには優しい温度帯何ですが、そんなに低い温度を用意している温浴施設は少ないと思います。
当館でも内風呂の一番温い温度帯の場所はお湯が落ちている一番遠い場所でも40.5度~41℃程度はありそうです。
もし、そこでも赤ちゃんが暑がって泣くようでしたら、桶にお湯を組んで、水で少し温度を下げて、かけ湯のようにしてあげてください。
赤ちゃんが入るには刺激の強い泉質は?
前にも書きまいたが、赤ちゃんは刺激に敏感です。
ですから、大人は平気な泉質でも、赤ちゃんには適しない場合もあります。
例えば、酸性やアルカリ性の強い泉質はやめた方が無難です。
十日町近辺では、強酸性や強アルカリ性の泉質はありませんが、全国には多いので、お風呂に入る前には必ず温泉のpHをチェックしてから入りましょう。
そして、次に気を付けたい泉質は「炭酸水素塩泉」ですね。
俗言う重曹泉ですが、この泉質も気を付けた方が良いでしょう。
この泉質は十日町にも多い泉質です。
気を付けたいのが、角質を柔らかくしてくれますが、赤ちゃんには刺激が強すぎて向きませんし、必要以上に皮脂を取ってしまうので、もし入ってしまった場合は、お風呂から上がったら十分保湿クリームを塗ってあげてください。
では?ナステビュウ湯の山の温泉は、赤ちゃんには大丈夫なの?
非常に濃い温泉ですが、問題ないと思います。
今までも、大きなクレームは頂いたことがありません。
逆に塩分やホウ酸やヨウ素などの殺菌成分と保湿成分が十分含まれているので、夏場のおむつかぶれ予防に積極的に来るお母さんもおいでです。
普段は内風呂は塩素消毒していませんが、露天風呂は塩素消毒しておりますので、念のために内風呂だけ入れてあげるのも安心かもしれません。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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