2014.11.20(木)
医者が調べた、お風呂のリスク。
お風呂のリスクについてしらべていたら、温泉医学のホームページに、医者が研究で知らべたリスクがありました。
温泉医学のホームページで誰でも見れますが、ここに転記しておきますので、ご覧になってください。
温泉地で脳卒中や心筋梗塞などの血栓症の発生が多いのは事実です。
また、入浴中の死亡事故は大きな社会問題となっています。
私達は温泉地での脳卒中や心筋梗塞を研究し、以下のことをつきとめました。
- 強行日程での旅行は脱水(体内の水分が奪われていく)を助長する。
- 高温浴により、血小板(血液の中にある細胞で、血液を固まらせる働きをする)は活性化し、線溶機能(血管内に発生した血栓を溶かしていく作用)は低下していき、血栓(血管の中で血の固まりができること)が発生しやすい状態になる。
- 入浴により利尿物質(尿産生を引き起こすホルモン)が分泌され尿量が増えて、脱水傾向になる。
- 脱水状態では血液粘度が高まり(血液がドロドロになり)、血栓ができやすくなる。
- 出浴後は水圧の影響がとれて血液が下半身にもどるため、一時的に脳から血液が出て行き脳虚血状態となり、血栓ができやすくなる。
- 高温浴では脳内麻薬(エンドルフィン)が分泌され、恍惚感のため限度を超えて入浴したくなる。
(エンドルフィンって脳内麻薬と言われ、モルヒネと同じ効果があると言われるあの物質でしょ。何かあると思ったらやはりって感じですネ)- 早朝は血圧が上昇し、脈拍が増加し、血液粘度が急上昇して、もっとも血栓症が起きやすい時間帯です。
- 飲酒は脱水を助長し、就寝前の飲水は早朝の血液粘度の上昇を予防する。
- 若い人でも入浴中の死亡事故があります。これは飲酒などによる溺水が原因です。
- 軽い脳卒中や心臓発作でも浴槽内では溺死につながります。
- 更衣室と浴槽の温度差が大きいと、血圧や脈拍の変動が激しく、脳卒中や心臓発作の危険性が増大します。
以上、医者が調査し、科学的根拠で調べてた結果です。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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