2014.10.31(金)
重要なのにおざなりの、お風呂に入るときの姿勢。
今回は、お風呂に入る際の態勢について考えてみます。
貴方はどんな格好でお風呂に入っていますか?
また、何種類の格好を試したことがありますか?
しかし、お風呂の態勢は大雑把に考えると2種類です。
しゃがむ入浴法と寝る入浴法です。
今回は誰もが普通に入っている全身浴につて書きますが、実は何気ないこの格好にリスクが潜んでいます、さてそのリスクとは??
全身浴
最も一般的な入浴法です、首から肩までお風呂でしゃがむ入浴法を全身浴と言います。
誰もが入るお風呂の入り方ですが、実は一番負担も掛かっています。
まず水圧ですが、体全体で受ける水圧は何と500キロ以上だそうです。
今まで500キロも体全体で水圧を受けていたのに、お風呂から一気に上がってしまうとどうなるか?
頭部に集まっていた血液が一気に解放され貧血を起こしやすくなります。
さらに、湯あたりしてのぼせ気味だと、相乗効果で意識を失って倒れちゃう場合もあります。
このように、何気なく方まで浸かっていますが、体の負担の事も考えて上がるときには徐々に上がる注意も必要です。
心臓や血管の弱い方、体が疲れている方はお勧めできない入浴法です。
一般の方でも、お風呂方上がるときは、半身浴(体を半分お湯から出す)の姿勢まで戻して30秒位経ってから、体が慣れてから上がるように気を付けてください。
※何気ない姿勢ですが、実は大きなリスクをはらんだ入浴法と言う事が言えます。
部分浴
部分浴とは、読んで字のごとく体の一部をお風呂に漬けるやり方です。一般的には「半身浴」と「足湯」が有名ですが、他にも手浴などもあります。
この入浴方法の特徴は、体に負担が少ない事があげられます。
要するに水圧も、お風呂の温熱作用も、ほどほどの刺激で体にやさしい入浴法と言う事が言えます。今回はその代表格の半身浴について書かせていただきます。
半身浴
水圧の負担を劇的に減らす入浴法で、全体的に体にやさしい入浴法です。
方法は特別ありませんが、ミゾオチから乳首のあたりまでお風呂に浸かる入浴法です。
例えば浴槽に段があれば、そこに腰掛ける感じでOKです。
半身浴だと体が温まらないと感じる方、それは間違いです。
少し時間は掛かりますが、下半身で温められた血液が全身に回り、体を温めます。
足湯でも体が温まる事で、皆さまにもお分かりだと思います。
長時間の入浴(例えばお話しながらの入浴)に適しています。
また、心臓が弱い方には特におすすめです。
慣れれば充分温まる事も体感できると思います。
反面、冬の露天風呂などの外気が低い場合など、お勧めできません。
浮遊浴
寝浴はとても優れた入浴法です。
まず水深が浅いですから、水圧がかからず体に負担を掛けずに全身を温める事が出来ます。
次に、とてもリラックス出来ます。
※ただ、寝てしまうと危険です。
しかし、大きな問題があります、それは専用の施設が必要だと言う事です。
水深が浅く、ジャグジーを併用した施設もあります。
普通のお風呂でもそれに、匹敵する入浴法があるのです。
それが、この浮遊浴です。
やり方は写真の通りですが、浴槽の縁を枕のようにして頭をのせます。
そして、膝を曲げて足の裏を浴槽の底につけると、体が頭と膝下を支えとした橋のようになり体が浮きます。
この入浴法は驚くほどリラックスできます。ぷかぷか浮きながらお風呂に入っている感覚です。
体にも負担が無く、リラックス出来、本当に優れた入浴法なのですが、最大の欠点は見た目が悪くカッコ悪い点ですかね。
今回は色々の入浴姿勢を紹介しました。
皆さんは首まではいるやり方が、入浴姿勢だと思っていますが、実は浮遊浴も素晴らしい入浴姿勢です。
まずは、自宅のお風呂で試してみてください。
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- 入浴法
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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