お風呂好きの新常識 温泉入浴の奥義 後編

前回書いた「お風呂好きの新常識 温泉入浴の奥義 前篇」を読んでない方はその記事も読んでいただくと、完璧になります。

奥義その3 分割入浴

一気に長湯をせず、5分/8分/3分と分割入浴をすべし。

例えば5分+8分+3分を合計すると16分になります。
16分を一気にお風呂に入るのと、分割入浴をして5分入ったら、少し休んで8分入浴して、体を洗ったら仕上げに3分湯口に近い所で、新鮮な温泉を浴び、後は軽く拭き取って上がる入浴法と、どちらが温まるでしょうか?

深部体温が上がるのは16分一気にお風呂に入った方が良いかもしれませんが、体の負担を考えると、分割入浴のほうが、はるかに負担を掛けずに、さらに体の芯から温まる入浴法だというのが、実践してもらえればすぐに分ります。

特に松之山温泉のように塩分濃度の高い温泉は、白湯と比べて湯冷めしにくいです。
我慢の限界まで入って、いざお風呂から上がったら、一時的な熱中症みたいな感じになり、脱衣場で倒れてしまうと言う、笑えない事例も沢山ありました。

こうならない為にも、体に負担がすくなく、芯から温まる分割入浴をお勧めしているのです。

奥義その4 お風呂方上がるときは

お風呂から上がる時は、体を洗い流さず、新鮮な温泉を浴びてから、軽く拭き取ってから上がるべし。

よくお風呂から上がる時に、シャワーで体を洗い流して上がる方がおいでです。
僕はそれを見て、勿体ないと思います。

何故なら、温泉の有効成分は体の皮膚を通して、体に吸収されます。
そして、それはお風呂から上がっても30分程度は温泉の有効成分が皮膚から吸収されると言われています。
そこで、あまりきれいに洗い流しては、その効果が無駄になるので、軽く拭き取る程度が良いのです。

奥義番外編 水風呂

花粉症やアトピー等アレルギーや風邪をひきやすい体質の人は、冷水浴か冷たい水を頭から浴びるべし。

現代人は夏はエヤコンやクーラーで冷房し、冬は暖房が行き届き、年中快適な生活を送っています。
ここで、このような生活をしていると人間の臓器の中で、サボって機能が落ちる場所があります。それは、ズバリ副腎なんです。
あれ?副腎って、副腎皮質ホルモンを分泌する場所なんですね。
これって、アレルギーの時に医者からもらうステロイド剤と殆ど同じ成分なんですね。

つまり、アレルギーや細菌などから、体を守ってくれる機能です。
それが鈍らないように、体に冷水の刺激が凄く有効なんです。

特に子供の場合は、冷水浴を始めたら3週間で効果が表れたという事例もあるそうです。

また、自律神経の刺激と調整、疲労回復にも効果が期待できます。

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タグ:
入浴法
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今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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