紅葉のブナ林撮影

雨の中の紅葉は美しいです。

雨の中の紅葉は美しいです。

今朝は早起きして、ブナ林を撮影に行ってきました。
美人林じゃないですよ、内緒の場所です(笑)
実は説明するのが面倒なだけなんですけど(笑)

時間が無いので、とにかく1カットをものにしようと、欲張らないことにしました。ということで心に止まった被写体を狙う事にしました。

林の中を歩いていると、枯れて朽ち果てた木にサルノコシカケが生えていました。ブナの栄枯盛衰を感じました。よし、これを写真で表現しようと思いました。

ここからは、テクニックです。
写真は形&色&光をコントロールして表現するものです。
下から超広角で仰ぐフレーミングが一般的ですが、雨も降っていますし、葉っぱも殆ど落ちているので、今回は使えません。そこで鮮やかな紅葉をバックに撮影しました。

こんな感じですが、栄枯盛衰を表現できていますかね?

撮影していると、斜面に根曲りの凄いブナが目に飛び込んできました。厳しい自然環境にもめげず、力強く生きている姿に感動しました。
じゃこの感動を表現するには???

本当はもっと広く撮影したい。
しかし画面上部に林越に空が見えるのが気になります。
そして、画面がごちゃごちゃしているのも気なります。

そこで、それらを整理してみると↓

あまり違いを感じませんか?
僕的にはかなり違うんですが!

更に、重々しさを表現視するのにアンダーで撮影してみました。

ぐっと重い雰囲気になりましたが、僕的には上の方が好きかな?

そこで、上の写真をさらに整理してみました↓

一応これが完成形の写真です。
何か変わったか分りますか?

反射を整理したんです。幹の上部の反射がだいぶ少なくなっているのがお分かりですかね。

僕はこんな風に、感じたことを表現するにはどうするか、色々テクニックを駆使して試行錯誤しています。
大体毎回こんな感じで撮影しています。すると、まぐれで素晴らしい写真が撮れることがあるので止められない(笑)

今回の記事が皆様の参考になれば幸いです。

タグ:
撮影中のテクニック

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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