2015.2.19(木)
本当にお客様に伝える努力は足りているのだろうか?
最近思う事があります。
それは、私たちの思いがちゃんとお客様に伝わっているのでしょうか? ということです。
この前スタッフミーティングで、接客の話が出ました。
フロントで、ある男性スタッフが、お客様から「お風呂がぬるい」とお叱りを頂戴したそうです。
その男性スタッフは「申し訳ありません。」とお詫びをしたのだそうです。
それを見ていた女性スタッフがその接客に違和感を感じたと報告がありました。
あの接客だと私達がミスしたみたいじゃないか!と感じたようです。
43℃位で営業している店もあるけど、私たちはお客様の健康被害を考えて40℃~42℃の間でお風呂を調整しているんです。
冬は少し高めの41.5℃を目標に、夏場になると若干温度を下げて41℃前後に調整します。
なぜそのような調整をするか? それはほんの少しの違いでも、お客様の体の負担は大きく違うので、その後のリスクは大きく違います。
その証拠に、以前は42℃前後で調整していましたが、改めてから脱衣所で倒れる人が大幅に減り、さらに救急車の要請が1/10になりました。
だから、やや温めの温度で営業させていただいています。
逆に温度の高いお風呂に入っている方は、脳内麻薬の1種のβエンドルフィンが分泌され気持ち良く感じるんですね。実は体が苦痛を減らすために、出す物質なのです。(関連記事:熱いお風呂が、気持ちよく感じるのは実は脳内麻薬のせいだった。)
その事を全く伝えず、ただ謝罪だけだと、私たちの本意が全く伝わっていないじゃないかって事ですよ。
これは一例ですが、私たちの本意が伝わっていない事って沢山あるなっって感じた一瞬でした。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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