ロッカーキーって案外大事ですよね。

ロッカーキーがなくなる、持ち帰る

これって施設にとっては大問題ですよね。

当館の場合はロッカーキーが半年で約20ヶ所無くなります。
温泉用のロッカー鍵って特殊なんですよね。

ロッカーキー紛失問題

1ヶ所紛失すると番号札ベルトで合計すると420円かかります。
まあそこの金額は大したことないですが、予備と併せてキーが3個でセットになっています。

そして予備キーを再度作ってもらうとなると¥8,000必要になると言われています。
つまり1個当たり¥2,000となります。
つまり1か所なくすと約材料だけで¥2,500掛かると言われているのです。
今までは予備キーで対応してきましたが、これからはそれも尽きて、新たにキーボックスから作るか?予備キーを制作するかですね。
年間に2,500円×40×2か所ですから年間20万円の費用が掛かるわけです。

逆にフロントで来たお客様にキーを手渡しで、帰るときに手渡しで受け取る様にすれば劇的に紛失は減ると思いますが・・・・・
その分以上に人件費がかかってきます。
現在のようにコロナウィルス対応としては、なるべく直接接触を減らす観点からも思わしくないですね。

ロッカーキーならではの特別仕様

そのオプションと言うのが、鍵をかけないとキーが抜けない仕様になっています。
つまり鍵の無いロッカーは必ず鍵がかかっているという事です。
特殊キーなので10個以上でないと新規で制作できないのです。

紛失したキーを変える場合

例えば100番のロッカーキーを変えるとします。
単純に100番の予備鍵を付ければよか?
答えはノーです。
私が10年ぐらい前に経験した事ですが、ロッカーに入れておいた財布が紛失したことがありました。
その時鍵は閉まっていたというのです。
考えられることは1点で、誰かが違うカギを持っていて空けた事が考えられるって事です。
仮に脱衣所の鍵を5個なり10個予め持ち帰り、鍵が補強された頃行って、同じ鍵が気が付いていると簡単に他人のロッカーを開ける事が可能なってきます。
これは防犯上非常に困った事態なので、当館は予備のキーを10組用意して、鍵がなくなったらユニットごと入れ替えています。
だから、以前と同じ番号札でも、鍵を変えたボックスは絶対空かない仕組みになっています。
これはマイボックス化している常連にも効果があり、いつか変えられちゃうって事です。

鍵のメンテ

脱衣所のロッカーキーは非常に過酷です。
だって、鍵を開けるとき温泉を綺麗に拭いてから開けるお客様なんていないわけです。

つまり、毎回塩分で塗れた鍵を入れられるのです。
この条件は過酷で、材質がステンレスでもやはり錆びてきます。
定期的にスプレー式の潤滑液を散布していますが、忘れてしまっていることもあります。

そうすると鍵のトラブルが増えてくるって事です。

どうですか、お風呂屋のロッカーキーって奥が深いでしょ。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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