2020.1.21(火)
なぜ当館は、飲食持ち込み禁止にしているのか?
当館のルールの1つに、「飲食の持ち込み禁止」があります。
なぜこのルールのがるのか?
お客様にとって、自宅から果物や自慢の料理を持参して、お友達とのんびり話がしたい、そんな要望もあることも十分認識しています。
当館は開業時飲食持ち込み自由でスタートしました。
ほかの施設は殆ど飲食の持ち込みを断っているので、それはそれで、好評でした。
私が社長に就任して、秋ごろになると大広間から異臭が・・・・・・・
そうです、お客様が持ち込んだ自慢の漬物が・・・・・・・・
色々な自慢の味のお漬物の匂いがミックスされて、異臭が漂っていたのです。
さらに強力なのがキムチの匂いです。
その後、いろいろ熟慮しましが「お漬物やにおいの強いおつまみ持ち込み禁止」にしました。
つまり。一部持ち込み禁止にしたのです。
しかし、大広間の異臭は一向に解決しませんでした。
お漬物を持ち込む方が、後を絶たないからです。
や無得なく、飲食全体の持ち込み禁止に踏み切りました。
お客様からいろいろ言われました。
「飲食持ち込みができるから、ナステビュウ湯の山に来ていたんだ、もう二度とこない。」といった意見も沢山頂戴しました。
当時の決意
私には信念がありました。
お客様のお気持ちは十分理解できます。
特にこの地方では「お茶のみ」の風習があり、近所のお母さんたちが、自宅に自慢の料理を持ち込み世間話に花を咲かせる。
そんな冬の楽しみであり風物詩がある事も知っています。
しかし、広い大広間にたった一皿の漬物を広げただけで、匂いが全体に広がることもあるのです。
これ本当に不思議です。
当館で販売している漬物、特に人気の野沢菜漬けんどは、殆ど匂わないのに???
多分、隠し味に使っている唐辛子やニンニクなどの影響だと考えられます。
自分たちの楽しみの為に、ほかの人たちを不快にさせたり、我々施設に迷惑をかける行為には正義はないと思っています。
こんな意味があるのです
私たちは、気持ち良い空間でゆっくり休んでもらいたいのです。
持ち込みすされると、飲食の売り上げが減るとか、そんなケチな殊に拘っているわけではないのです。
一人でも多くのお客様に、気分よく利用していただきたいと思っているだけなのです。
しかし残念なことに、まだこの事が浸透していません。
昨日も2~3組のお客様に、注意させてもらいました。
普段はお菓子等を持ち込みしても、よほどのことがない限り注意はしませんが、たまたまお漬物を持ち込んだお客様が1組でもおいでだと、その方までも注意しないわけにはいきません。
そして、なるべくお客様には傷つかないように注意しているつもりではありますが、漬物を持ち込んで注意され、気分を害されたとしたらお詫びします。
当館はそんな考えで運営させていただいておりますので、今後もご理解をお願いします。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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