今日から露天風呂を不感温にしました。

今日から露天風呂で不感温帯のお風呂をやっています。

不感温帯とは体温に近い温度のお風呂の事です。
色々利点や特徴はあります。
実はこれは私の経験をお話しします。

平成28年の秋は当館のピンチでした。
中心で活躍してもらった女性職員が2人同時で辞めることになりました。
それにつられ、男性職員も二人同時に退職したいと言ってきました。
辞めたい人間を引き留めたことがないので、その時も引き留めませんでした。
結局年内に4人の職員が辞めてしまいました。
職員の反乱?
ではないと思います。
それまで業績は絶好調だったのですが、ゴタゴタで黄色信号がともってしまいました。

更にその年の秋から温泉の量が一定に出なくなってしまいました。
当館は自前の源泉井戸を持っていましたが、急に量が減ったりするようになってしまいました。

これからどうなるんだろう???
専門家にも見て頂いたのですが、最終的には春先に休館日を設けて徹底して調べることにしました。
※結果的に温泉は平成29年の5月8日には完全に自噴しなくなりましたが!
その後の1年三カ月の休館は皆さん周知の通りです。

更に当時、私が半年間の講演講師になる為のセミナーも受けていました。
社内がゴタゴタしているのに、そんなセミナーも順調にいくわけがなく、すべてがうまくいかない平成28年の秋から年末でした。

だんだん寝れなくなり、いつも不安感が消えなくなりました。
これってもしかしてうつ病の初期段階?
冷静に考えてもそう思いました。

妻が見かねて、温泉に誘ってくれました。
そこは栃尾又温泉でした。

栃尾又温泉は不感温の温泉で有名です。
久しぶりの自在館に行き、当日は2時間

翌日に1時間30分の入浴をしてきましたが、帰ってきたらスッキリして、吹っ切ることができました。

その後も色々ありましたが、どんなことが起きて大した事は無いと割り切れたのです。
前向きな気持ちのターニングポイントは不感温のお風呂だと思うのです。

不感温帯のお風呂の効果の1つに副交感神経が刺激され、ゆったりした気分になれるのです。

そして不眠症やうつ病の人には効果が高いと言われています。
不感温帯のお風呂には鎮静作用があり、おもに精神障害、高血圧、不眠症などに利用されているのです。

他にも未だいろいろ効果はあるのですが、心が疲れたら不感温帯のお風呂に長時間入って心を軽くしてもらいたいのです。

これはあくまでも僕の感想や体験です。
全ての人に効果があるとは言えないのが残念ですが、僕が言いたいのは、温泉は体の疲ればかりではなく、心の疲れにも効果があるって言いたいのです。
当分不感温をやりたいと思っています。

平日の夜8時以降は人もまばらになります。

露天風呂には篝火も設置しています。
人類は炎を見つめると、太古の記憶で心が安らぐとも言われています。
ですから、露天風呂でまったりして、心の疲れも洗い流してください。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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