誰も言っていませんが「完成度の法則」と悪くなる逆のバージョンの紹介

完成度の法則って、どのマーケティングコンサルタントの先生も言っていません。

完成度の法則が生まれたわけ

私が仕事や趣味の写真撮影から導きだした法則です。
例えば1つのサービスを考えた場合です。
写真でも、どんな魅力的な写真も欠点が少しあると、評価がガタ落ちなんです。
だから上級者ほどストイックに完成度を追求していきます。
そして仕事でも、完成度を上げると売れ行きが全然違う経験を何度もしました。

それが、僕の完成度の法則ってあるんじゃないかと思い付いたきっかけです。

完成度の法則って何?

完成度が低い場合は、当然お客様の反応は良くありません。
そこから、更に完成度を上げたとします。
その時点ではあまりお客様の増加はありません。
折角努力して、完成度を上げても手間に対するお客様の増加はそれほどありません。
なんだ!手間ばかりで、それほど効果ないじゃないか。
と普通の人は思って、大概そこで諦めちゃうんです。

所が、大成功は目前だったかもしれないのです。
あくまでも、私が現場で実感している事ですが、完成度が上がると急にお客様の増える現象を言います。
それは2次曲線のような印象です。
実際私が現場で何度も経験しました。

例えば最初新しサービスや商品を販売し始めたとします。
最初からうまくいくのは殆どないはずです、しかしよく見ていてるとまだまだ改良の余地があるはずです。
そこを改良すると、またほかの問題点が見つかるはずです。
そして徐々に完成度を上げていくのです。

完成度のを上げるための仕事術

私たちは相当運が良いか、天才でもない限り1回や2回で完成度の高いものは出来ません。
凡人だと諦めて、改良を続けていくしかないのです。
これが僕の言う完成度の法則です。
何度もしつこく改善した結果、こんな経験を何度もしました。

逆なパターンもある

しかし逆のパターンもあります。
私が最も好きで、年に何度泊まりに行っていたあの旅館
内風呂が抜群なんです。
深さが絶妙で、なん段かの段差のベンチが浴槽にあります。
温泉も扱いも完璧で、湯船の中心から湧き出している源泉かけ流し方式です。
さらに明かり過ぎない浴室
耳を澄ますと、近くの小川のせせらぎ、近くの渓流のカジカガエルの鳴き声など聞こえてきます。
雨の日は雨粒の一滴一滴が地面に到達する音まで聞こえてきました。
心休まるお風呂で、非常に完成度が高く素晴らし浴室だと思っていました。

所が部分的に改修したのです。
そしたら、浴室は明るくなりましたが、眩しすぎます。
そして巨大な換気扇のお陰で、ブーンと耳鳴りのような音が気になって、風情が無くなりました。
少し完成度が下がった結果、急激に魅力が損なわれ、全体の価値が下がってしまっています。
残念ながらこの施設は魅力が無くなってしまったので、もう行かないかもしれません。
半額の招待券も頂きましたが、魅力のない施設に時間作って行きたくないです。

これが完成度の法則の逆パターンなんです。

サービス業の色々な法則

私たち温浴業界には他にも色々な法則があります。

例えば1:3:4の法則ってのがあります。

これは平日のお客様の数を1とすると、土曜日は3倍
日曜日は4倍になるという意味です。

また連休の法則ってのがあって、三連休以上の連休は2日目から中日が一番混雑するという法則です。
サービス業は法則が好きですね。

それとも僕だけでしょうか?

タグ:
完成度の法則

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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