横浜マンション傾斜問題と私の経験。

建物の外は沈下してしまいました。

現在横浜のマンション傾斜問題が全国に波及して、施工したA社にとどまらず、他でも不正が見つかっているようです。
その問題は別として、今回は僕の話を書きます。

僕は今から10数年前自宅を新築しました。
場所は全く新しく整地した宅地に作ったので、今までの家に住みながら新しい家が出来たら引っ越しする予定でした。

普通は工務店が設計して、施工も工務店が行うのが普通なのですが、私の場合は設計は別の設計士にお願いしました。

私がお願いした設計師さんのHP

なぜ?と思うかもしれませんが、宮川先生の考えに同調したからですね。

そして、いよいよ設計が上がり、地鎮祭の少し前になって設計士の先生から、宅地の支持地盤は大丈夫でしょうか?との疑問を頂きました。

調べてみたのですがボーリングデーターも無かったので、簡易試験で建設予定の敷地を調査しました。
その結果建物の建設予定地1/3の地盤が弱い事が分りました。

工務店からは基礎をベタ基礎にして設置面積を広く取ったらどうか?という提案がありましたが、設計士の宮川先生は地盤改良の基礎工事が一番安全ではないかという提案を頂きました。

宮川先生の提案は費用も増しますし、工期もその分伸びる提案でしたが、地震が来ても安全な方法です。

一方、施工する工務店側は、基礎工事の着工も遅れるので、配置した人員や機械の手配もやり直す必要が出てきます。何より影響が多いのが、基礎が遅れると、上部の建前とかの工事も遅れてきて全体工期が遅れて人員配置の見直し等が生じます。出だしから、これでは先が思いやられるってのが工務店の立場でしょう。

でも、いつ来るか分からないような地震におびえて生活するより、自信を持って暮らしたいと思ったので、追加費用も出しましたし、工期の延長も了承しました。

その結果、新築してから2年もたたないうちに、中越大震災がきて、さらに中越沖震災があり、挙句の果てには4年前には長野県北部地震が来ました。

地震なんて滅多に来ないはずが、10年の間に3回も来て、特に長野県北部地震は震源から近かったので凄い揺れでした。

当時の基礎工事のお蔭で、住宅は何の影響もありませんでした。
しかし、外にコンクリートで舗装した部分は沈下して、少し困っています。

今考えると、当時お金をケチって、基礎杭工事をしなかったら・・・また、工期を気にして、工務店の提案を飲んでいたら・・・そんな事を考えるとゾッとします。

当時の判断が間違っていなかったと、今あらためて感じています。

その逆の判断をしたのが横浜のマンション傾斜問題です。
この問題、もっと広がると思います。
施工もA社のみではないはずです。

今回の事を教訓に、未来に生かせる仕組みや意識が持てるかどうかですよね。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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