新潟県の新しいお米「新之助」誕生

新潟県のお米って圧倒的に「コシヒカリ」が有名ですが、作付面積が広がるといろいろ弊害もあります。

まず、作る農家の弊害ですが、コシヒカリ一品種だと、田植えや稲刈りの時期が一度に来てしまいます。
特に稲刈りは天候に左右され(雨だと出来ない)品質に影響を及ぼします。
(早刈りだと早熟米がふえ、遅すぎると倒伏などの悪影響を受けやすい。)
それに、病気に掛かりやすく、倒伏しやすい。
※現在はそのリスクを軽減する為にコシヒカリBLを栽培する方が多いのですが。

猛暑で品質低下を起こしやすい。
※残暑時期に花が咲き実入りの時期が重なる。

単一品種で作付面積が増えると、色々な問題が起きる訳です。

そこで、収穫時期をずらす事が出来、温暖化にも強く、美味しい新品種の開発が新潟県農業総合研究所でされてきました。

その結果、食味に関してはコシヒカリとはまた少しちがった美味しいお米が出来たそうです。
この新品種の名前は「新之助」と命名されたようです。

202436986_624

のはら しんのすけさんです(笑)

ちなみに、野原は付かないようです。
この新品種「新之助」は温暖化の影響を受けにくい品種で、さらにコシヒカリと収穫時期がずれるばかりか、
食味では、米粒が大粒で、甘みが強く冷めても美味しいお米で、寿司米とかおにぎりにも良いようです。

今年は50t作付して、限られた料亭など試験供給しているようです。

ただ、最近の農産物は甘い方向に品種改良が進んでいるようです。
この「新之助」もかなり甘いらしいです。
この方向で良いのでしょうか?少し気になる点です。

販売は平成29年から一般販売が開始されるらしいので、まだ少し先ですね。

タグ:
コシヒカリ
新之助

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

このブログはBlogランキングに参加しています。

バナーをクリックして応援いただけると嬉しいです!

応援よろしくお願いします(^^)

コメントは受け付けていません。

ページの先頭へ