2015.9.1(火)
地下水!最大の強みが弱みになる事も。
おはようございます、今日から9月です結構雨も降っていますが、当館の命綱の地下水は相変わらず、湧水量が少ないままです。
土日祭日は、自前の地下水だけでは足りず、不足分を水道で補っています。
過去の経験からだと、7月8月上旬が極端に雨が少なく、地下の水脈が減ったために起きるのだと思いますが、雨が降ったから直ぐに回復すると言うものではなく、2週間から1ヶ月近く掛かるようです。
と言う事は、今使っている地下水は1か月間も地中で磨かれた水を使わせてもらっている訳ですね。
貯水タンクは2か所あります。
まず、山の原水の場所に1箇所
ここには100トンほど貯水できますが、現在は空の状態です。
そして、施設の近くに35tの貯水タンクがありますが、これは毎日数回チェックしています。
これが空になると、水が出なくなります。
お湯も出なくなります。
内風呂の源泉が出なくなります。
(熱交換した温泉を送っているため、地下水が無くなると熱交換が出来なくなり、温泉も出なくなります。)
このように、当館にとっては温泉も宝物ですが、地下水もとても大事な宝なんですね。
しかも、温まった水は、ほぼそのままカランにお湯として利用されています。
さらに冬の暖房の殆どを温泉の熱交換したお湯で賄っています。
その位利用しています。
それが当館の強みでもありますが、そのサイクルが狂うと弱みなります。
そして間もなく、地下の水位も回復してくると思いますが、それまでは節約と、足りない場合は水道のお世話になります。
自然を上手に利用していると、余裕の部分をどの位取るかによってだいぶ違って来ます。
当館も地下水が余裕あると判断して水風呂を作りましたが、それも地下水不足の一因です。
でも、水風呂はお客様にも受け入れられ、リスクをとっても余りある効果です。
だから、やめる訳には行きませんね。
もう少し我慢すれば回復してくると思っていますので、頑張ります。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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