今度はエンブレムか?どうなる東京オリンピック?

こんにちは。本日は、とうとうエンブレムまで見直しをすることになってしまった東京オリンピックの話です。

新国立競技場の斬新なデザインをしたアン・ビルドの女王ザハ・ハディド氏のデザインも白紙に戻りました。簡単にいうと、あまりにお金が掛かりす過ぎるのでボツになってしまったのです。

しかし、当初予算をはるかに超えても、出来るかどうか分らないって凄いアバウトなデザインだなって思いました。

実は前職時代、似たような経験をしたことがあります。
コンペティションで入選したデザイナーは、自分のデザインを忠実に再現させることに全精力を傾け、後々施主が不自由になろうが聞く耳を持たないケースもあります。

こんな雪国だと、色々問題も起きるのですが・・・
とにかくデザイン優先になりやすいです。
狙うは何とか建築賞みたいな感じです。
賞を貰うと設計者にハクが付くしね。

設計を頼んだ施主と、設計者の利害が違うって事でしょうか。
今回の新国立競技場の迷走は、所轄官庁と窓口の文科省もJSCも素人だったから分らない事も問題でした。

やはりプロがいる国土交通省の担当部署が応援に行くべきだったんでしょう。

それと、東京オリンピックのエンブレムも佐野氏のデザインを使わない方針で最終決定しそうです。
現時点では正式な発表はありませんが、どうやら本決まりのようです。
こちらも、ちゃんと確認検証作業がやられていたのでしょうか?
やはり、プロがいなかったの?

私は国民の一人として、今回のエンブレム問題は、正直グレーな感じがします。
時間が経ては経つほど新たな疑惑が出てきますしね、
そんなしこりを残すより、やり直した方が良いのではないかと思います。

私は今回の事で二つの事を考えています。
今までの日本では、一度決まった事はなかなか変更が効かないのが現状でした。
しかし今回は白紙に戻せたのです。
そういった意味では、新しい芽を感じます。

でも、失敗は失敗です。
誰が責任者で、今後失敗をしないようにするにはどうするか?
これが最も大事な事だと思うのです。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

このブログはBlogランキングに参加しています。

バナーをクリックして応援いただけると嬉しいです!

応援よろしくお願いします(^^)

コメントは受け付けていません。

ページの先頭へ