寝屋川市の事件に学ぶ!残念ながら、日本も何処でも安全ではない。

1024px-HK_TST_East_Science_Museum_職業安全健康局_OSHC_Jack_figure_Occupational_Safety_&_Health_Council_exhibit_Jan-2012おはようございます、今朝は悲しいニュースが全国を飛び回っていますね。
株価が20,000円を割ったから?
いや、そっちも重大ですが今日は大阪府の寝屋川市で行方不明になっていた男女の中学生が、両方とも殺害されで発見されたと言う事ですね。

本当に残念です。
せめて男の子だけでも、無事発見さされてい欲しいとの願いもむなしく、最悪の展開になってしまいました。

今回の件で、日本では絶対安全なんて場所は無いって事ですね。
海外では、怖い場所は沢山あります。
例えば、東南アジア全体では、夜中の一人歩きは危険です。

そして、意外かもしれませんが、イタリアなどは繁華街から少し離れた路地での女性の一人歩きは危険です。

海外ではそれが常識です。
今回の事件は色々考えさせられる。
日本でも中学生が夜中にうろうろしていても、安全な場所は無いはずです。
詳しくは知りませんが、今回の事件は廻りも両親も油断しきっていたのではないでしょう。
何故なら、二人が家を出たのが12日の夕方で、13日には変死体が駐車場で見つかり、14日の夜になってようやく二人の両親が捜索願を警察に出している事からも、「うちの子は大丈夫」という過信があったのではないでしょうか?

しかし、その過信は何の根拠も無く、結局最悪の事態で幕を閉じそうです。
今回の事件で、将来ある幼い命は戻って来ません。
今回の事を教訓にして、日本に安全な場所などないって事をもう一度確認することが大切だと思うのです。

今回の悲しい事件の事で、私が感じる事があります。
それは、最近は少子化で子供が大人に大事にされ過ぎていると感じるのです。

子供に対して、親も周りも叱らないです。
子供は色々な失敗をして、学びながら大人になります。
しくじって、怒られて、次は失敗しないようにと成長しているのです。

しかし、最近は子供を大切に思うあまり、地域も親も、あまり子供を怒らなくなってきています。

お客様を見ていても、僕らの同世代の爺ちゃん婆ちゃんは、子供には厳しかったはずなのに、孫には何も言えないでいます。

勿論両親も子供を怒る事が少ないのではないでしょうか。

当館においでの小さなお子さんが、騒いでも何も言いません。
我々スタッフが注意をするくらいです。

昔はこのような、半公共の場に来たら、パブリックな対応を求められたものです。
「ここは家とは違う。」「人の迷惑も考えろ。」と教え込まれたのです。
残念ながら、今はそんな事を言って子供をしつけている身内は殆ど見なくなりました。

大人が子供の機嫌取りに終始しているように見えます。
そんな、風土の延長が今回の事件の根底にあるような気がします。
商店街で夜中にうろついていたら、誰かが注意をしていたのか?
それが出来なければ、警察に通報して見てもらうのも手です。

それと、違和感を覚えるのが、今回被害に遭った中学生はスマホを持っていたと言う事です。

両親もスマホで連絡が取れるから、家に居なくても安心って盲点があったんではないでしょうか?

でも、連絡が取れなくなった段階で、もう手遅れですから、事件の予防には何の役にも立ちません。

それと、中学生が高価なスマホを当然のように所持している。
これって、私はそんな状況に違和感を覚えます。

皆が持っているから、と買い与えるのはどうでしょうか。
最近の若年犯罪の原因はスマホがありますよね。
LINEで呼び出されたとかね。

もう少し、社会全体でルール化した方が良いと感じるのは私だけでしょうか?

今回の中学生のお二人は、本当に気の毒でした。
でも、失われた命は二度と帰ってこないのです。

社会がもう少し若年層に関心を持ったり、中学生のスマホはおかしいと言う議論が、二人の犠牲を無駄にしない、たった一つの弔いになるのではないでしょうか。

タグ:
安全って?

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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