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政治の魑魅魍魎

幾多の困難を克服して、高市早苗新首相が誕生しました。

初の所信表明演説の折、盛んにヤジを飛ばしている議員の姿がありました。

私たちは小さいころから、「人の話はよく聞くように」と教え込まれてきました。
日本初の女性首相の大切な所信表明演説の最中に、ヤジを飛ばすというのはどうなのでしょうか。
国会では、こうした行為は許されているのでしょうか。
国民の代表として国会議員になった方が、こんな幼稚な行為をするでしょうか。
基本的な礼儀も守れないことを、恥ずかしいとは思わないのでしょうか。

さらに、東京都の補欠選挙では、つばさの党が他の党の妨害行為を行い、
「表現の自由」という名の免罪符で、その行為が助長されていました。

私が特に記憶に残っているのは、2017年の東京都議会議員選挙での応援演説です。
場所は東京都・秋葉原駅前。当時の首相、安倍晋三氏が自民党候補の応援演説に立っていました。

演説会場には多くの聴衆が集まっていましたが、その中には安倍政権に批判的な人々もおり、
「帰れ!」「安倍やめろ!」といったヤジやプラカードが目立ちました。

安倍氏は最初、冷静に演説を進めていましたが、やがて聴衆の一部からのヤジが止まず、
会場は騒然とした雰囲気になりました。
そのとき、安倍氏は語気を強めてこう発言しました。

「こんな人たちに負けるわけにはいかないんです!」

この発言に対して、当時マスコミは一斉に批判しました。
しかし、そのマスコミは現在どうなっているのでしょうか。

また、政党からも批判の声が上がりました。
当時、民進党の蓮舫代表は

「国民の声を“こんな人たち”と切り捨てる姿勢は、民主主義の根幹を否定するものだ」
と厳しく非難しました。本当にそうなのでしょうか。

日本共産党の志位和夫委員長もこの発言を強く非難し、
社民党は「国民を見下すような発言」として批判しました。
特に、「ヤジを飛ばすのも表現の自由の一つ」として、首相の対応を「権力者として不適切」と主張しました。
その主張は、本当に国民の声を反映しているのでしょうか。

それぞれの方々は、現在どうなっているのでしょうか。

私は思うのです。
正義に反することを、屁理屈や訳の分からない理論で一時的に支持されても、
長い目で見れば、正しい方向に回帰し、消えていくのだと。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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