他の日帰り温泉施設を体験する。

箱根の天山も素晴らしい施設です。

日帰り温泉のスタッフや温浴のお仕事している人が、勉強の為に他の施設を体験する事を前提に書いてみます。

日帰り温泉で仕事をしている人は、自分の施設と、他の施設を体験することが大切だと書きました。

経営者や責任者は近隣の施設を定期的に体験しましょう。

特に私達のように経営者や施設の責任者は商圏内の施設の体験は非常に大事になります。
やはり、お客様の目線で冷静に現場を体験するのが大事なんです。
ライバルと比較して、価格設定やサービスの内容はどうか?
その地方のレベルはクリアしているのか?
確認の意味や、お客様の入りを確認することも出来ます。
そして自店のお客さまより多い場合は、何が良くて集客できているのか自分で確認出来るので非常に大事になります。
出来れば半年に1回は一度パトロールした方が良いと思います。
私自身反半年1回は出来ていないので、今度行きたいと思います。

なぜ、外の施設を体験する事が大事なのか?

自分の中で基準が出来る

自店しか知らないと、それが全てになるので、自分の中で基準がありません。
今のサービスが劣っているのか?勝っているのかわからないでは話になりません。
他の施設を体験して、その基準を自分自身の中に作りましょう。

他所の施設を体験する時に大切な気持ちを書かせてもらいます。
一番大切な事は、いろいろ勉強させて頂く事に感謝する事が大切です。
謙虚な気持ちで、施設を体験させていただくのです。

トレンドが分かる

今いったい何が流行っているのか?
その地方で、どんなサービスが主流になっているのか、また全国で主流になっているサービスを他の店舗でもやっているのか?確認する事が出来ます。
その商圏で流行の一番導入店になる事も可能ですね。

案外時代遅れになるのは早いものです。

お店でやっているサービスが知らず知らずのうちに時代遅れになっていることもあると思います。
そして、自店のサービスが劣っているのか勝っているのかわかると思いおます。
当店の場合は、館内の清掃ですが、周りの施設は平均すると安定しているのですね。
私が行くときは繁忙期には行けません。
自店でも忙しいですから。
割合暇な時期ですが、周りの施設は平均掃除は行き届いています。
これは、多分外注に出しているからだと思った。
費用の問題もありますが、掃除は安定してくると思いました。
費用対効果、それが問題なのですが他の施設は第三セクターですから、民間企業よりそれはあまり考えなくても済むのか?

他所の施設を見学に行くときに大切な事

そして最も大切な事。
それは体験した施設の悪いところを探すのではなく、良い所を探すことが大切です。その施設の荒とか、あばたを探してばかりいては、良いところが見つかりません。

また悪いところや欠点を、いくつ見つけても勉強になりません。
だって、これだったら家の施設の方が良いやと思えて、さっ次行こうと言う感じになります。
良い所を探して、どの良い所がどの位集客に影響しているか想定する。
こういう感じが一番勉強になります。
良い部分は、どんどん取り入れていきましょう。
それを気付けるかどうかが、一番の大切な事です。
悪い部分しか見ていないと、見落とすことが良くあります。

一日になるべく多くの施設を体験する。

勉強で行くなら、時間効率を考えて一日に何施設も行きたいですよね。
私が過去最高に行った事があるのは1日13施設でした。
10ヶ所以上廻っていくと疲れてボロボロになりますよ。
一応全ての浴槽に漬かり体験してきますから、着替えは3組ぐらい必要ですし、夕方には体はボロボロになります。
体力と気力が必要です。

以前私は1週間で新潟県の日帰り温泉80ヶ所を廻りました。
その時は身も心もボロボロになりましたね。
個所数を狙うと大変ですね。

お風呂業界で活躍したい方

私はスタッフに自分の施設もなるべく入浴するように。
最低でも1カ月に一回は入浴しようよと話をします。
それはお客様の側に立ってみると、違って見えるからです。

そして遠くの施設に行かなくても良いので、なるべく近隣の施設には行くように話をしています。

それが勉強になるからです。
しかし9割のスタッフはそんな事をしません。
逆を言うと、それだけ実行するだけで全体の1割の優秀で勉強熱心なスタッフの仲間入りできるのです。
問題は、知識があるか無いか、やるかやらないかの違いです。
凄く簡単な事で、10人のうちのトップに入れる可能性が出来てきます。

私が定期的に行っている施設

私が定期的に行っている施設は、長野県の地蔵温泉 十福の湯さんにはもう何年も、遠いのですので頻度は少ないですがおしゃましています。
素晴しい施設だと思っていますし、当館の目標の一つでもあります。

近場では七福の湯さんは結構数行きました。
温泉ではなくスパー銭湯と言う形ではありますが、炭酸泉もあるし問題ありません、行くと凄く参考になります。
自宅から50キロ程度ですから自転車で行った事もあります。
2時間くらいで行けますからね。
帰りは奥さんの車で自転車運びますが(笑)

私が凄いと思うのが安定度ですね。
上越市では、日帰り温泉が乱立したり淘汰されたりしていますが、その中で中心になり生き残っている施設です。
そこには、長いノウハウが隠されていると思うのです。
スタッフの方々も、教育もしっかりしていると感じています。
さすが優秀チェーン店ですよね。
素晴しい店舗の一つだと思います。

個人的に岩室の近くの桜の湯さんは、好きで結構お邪魔しています。
こちらも聚楽ホテルグループなんですよね。
やっぱりチェーン店は強いですね。
硫黄の匂いのするお風呂最高ですが、私は頭の怪我をしてから嗅覚が感じなくなってしまって、今は行っても温泉の匂いが分からないと言う残念な結果です。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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