高齢者の本当の敵は、入浴事故です。

最近ようやく、体のリズムが朝風呂からぬけだして、今日は朝までぐっすり寝て、体の疲れも全部クリアできた感じです。
今日も調子いいぞ。

高齢者が今年の冬生き残る入浴習慣

さて、昨日は日本の場合は高齢者は新型コロナウィスル感染症で死ぬより、入浴事故で死ぬ確率の方が10倍高いと書きました。
※現状では事実です。
この冬生き残るには、入浴事故の確率を下げる事が第一です。
私自身もこんな商売してて、叔母が早朝のお風呂に入って、入浴事故で湯船で溺死した事は非常にショックでした。

そこで今回は、入浴事故の予防について書いてみたいと思います。
皆さん、家族で高齢者のおいでのかた、是非今すぐ家庭内ルールを決めて実行してください。
この取り組みは後戻りが出来ないので、真剣に検討してもらいたいです。

入浴事故の確率を減らす取り組み

どんな対策をとっても入浴事故をゼロにはできません。
しかし限りなくゼロに近づける取り組みは出来ます。
今回そんな取り組みを紹介します。

1) 入浴前に脱衣所や浴室を暖める

冬脱衣所や浴室が寒いと、体の表面が冷えてしまって、そのままお風呂に入ると、血圧が上下に大きく変動し、失神したり浴槽内で溺れやすくなります。
これもヒートショックの一種なです。

2)  入浴前にかけ湯を習慣づける。

かけ湯は公衆浴場のエチケットだけだと思う方もおいででしょうが、体を湯に慣らす目的もあります。
かけ湯をするだけでも、だいぶ刺激は和らぐし、身体も温まると思います。

3)湯温は42度以下、湯につかる時間は10分までを目安に

高齢者になると、高い湯温度を好む傾向ににあります。
特に冬は、早く体を温めたいという心理が働くのか?温度が高めになります。
これからは、湯温を42℃以下にしましょう。
出来れば41℃以下が好ましいです。
そして入浴時間は10分までと決めて、一度上がって体を洗ったりして、もう一度入る方法を取ってください。

4) 浴槽から急に立ち上がらない

入浴中には体に水圧がかかっており、急に立ち上がると水圧がなくなり圧迫されていた血管は一気に拡張する。脳に行く血液が減り貧血状態になり、一過性の意識障害を起こしやすい状態です。
裸で、硬いタイルに強く打ち付けると大けがをする可能性が高まります。浴槽から出るときは、手すりや浴槽のへりを使ってゆっくり立ち上がるようにしよう。

5) アルコールが抜けるまで、また、食後すぐの入浴は控える

アルコールを飲んだ直後に入浴すると、脱水症状を引き起こしたり、血圧が急に高まり、心臓に負担がかかりやすい。酔った状態で入浴すると、注意力も低下しているため事故のもとになる。ただい酔ってお風呂に入るなんて自殺行為に等しいと私は思っています。
余り公になっていませんが、旅館で酔ってお風呂に入って亡くなる方は多いのですよ。
それで良ければ、良いのですが、私は人生の最後をそんな形で終えたくはないですね。

6) 入浴する前に同居者に一声掛けて入浴する。

ヒートショックでお風呂で溺れるなんて理解できないかもしれませんが、実は高齢者が寒い場所から、急に熱いお風呂に入ると血圧の急激な変化に体がついて行けず、失神してしまうのです。
だから、寝ている訳ではなく、意識がない状態ですので溺れ死ぬこともあるのです。
そんな兆候が出たら、家族が気がいて助けるより、方法がないのです。
高齢者がお風呂に入ったら、誰かが盛んに声かけをしてやってください。

と言う事で、明日はそれでも入浴事故が起きてしまったら・・・・・
こうしてくださいと言う事を書きます。

入浴事故関係の記事

高齢者の敵は、新型コロナではなくて家庭のお風呂だった。

高齢者の本当の敵は、入浴事故(本記事)

です。入浴事故に対する、もしもの際の心構え!

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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