大きな虫を飼っています。

現在、自宅で虫を飼っています。
それも、世界最大の昆虫と言われるヘラクレスオオカブトですが・・・・・

実はすでに3~4年細々と飼っているんですね。
切っ掛けは、ナステビュウ湯の山で夏休み企画として、昆虫展をやった事ですね。
当時は餌やりは私の担当で、巨大な外国産のクワガタに餌を与えようとして噛まれて大事だったのを覚えています。

そしてヘラクレスの雄と雌を同居させて飼っていたのですが、幸運にも卵を産んでくれました。
その卵を自分の机の上にペットボトルの中に土を入れ保存していた所、羽化して幼虫になりました。

最初は1~2ミリ位の幼虫が、最終的には50g位のカブトムシの幼虫になって行きましたが、残念ながら管理が悪くて死んじゃいました。

ある程度育っていく事が分かり、その後、幼虫だけを20~30匹購入して育てていました。
結局5~6匹程度、成虫まで育てる事が出来ました。
しかし、雌しか成虫になりませんでした。

現在飼っている幼虫はその雌の子孫と、他でYahoo!オークションで落札した雄と雌などの子孫を飼っています。

ヘラクレスオオカブトって血統だそうです。
普通のサイズは120㎜~150㎜くらいのサイズですが、現在の飼育ギネス記録は181㎜なんです。
角の長さも重要なのだそうですが、太さも重要です。
更にバランスとか、角のカーブの曲線とか、殆ど遺伝的な要素なんだそうです。
要するに、そのようなフォルムは殆ど遺伝的な要素が占めているのだそうです。

そして、個人的に飼育しているブリーダーも数多くいます。
そう言ったマニアの方が、Yahoo!オークション等で細々と飼育しているのが広まっているようです。
それがネットオークションで〇〇血統とかいう形で出回っているようです。
最近ネットニュースで幼虫の動画が話題になっていた河野さんも、日本を代表するようなブリーダーでHirokA血統として出回っていますが、非常に人気が高いようです。

ヘラクレスを大規模にビジネスとしてやっている法人は殆ど無いようですね。
飼育に2年もかかるのでは効率が悪いですからね。
私の飼育は自宅の2畳ぐらいの部屋で飼っています。
ホームパーティで子供たちが来て、幼虫を見せるととテンションは上がりますね。

ヘラクレスって卵が羽化するのに1~2か月
その後幼虫期間を1~2年経て、蛹になります。
その間も2~3か月だと思います。
成虫になって、長生きするのは1年生きます。
私も買ってきた種雄用のヘラクレスのオスを2匹ばかり飼っていましたが、長生きしたほうは約1年生きていました。
しかし、晩年になると満身創痍で符節と言って、数本の足先は取れてしまい哀れな状況になります。
でも、現在は成虫はいません。
幼虫は大きいのから小さいのまで、最長で孵化して6ヶ月くらいですから、最低でもあと1年位幼虫でいますね。

健在飼育頭数を数えていませんが、100匹から120匹間で飼育していると思います。
飼育温度も大事でスペースの関係でこれ以上増やせませんが、最近日中温度も上がりましたので2畳くらいのヘラクレスの部屋にエアコンを導入しました(笑)

人間よりはるかに贅沢です。
一応、卵から成虫まで経験しましたが、まだ自分で交配させて産卵させた幼虫が成虫になった経験が無いので、現在それにチャレンジ中です。
来年の夏には間に合わないかもしれませんが、私の育てたカブトムシをナステビュウ湯の山でプレゼント出来る日が来るかもしれません。

その時は170㎜ぐらいのカッコいい虫を育てたいですよね。
全ての虫が育つわけでは無く、私の場合は1/3位の確率しかありません。
殆どは大きくなったのでケースを変えて、餌になるマットを変えると、その後拒食症になり死んじゃうケースが殆どです。

キョロロの小林さんに聞いたら、バクテリアの関係だと思うと教えてくれました。
土(マット)を変えると土中のバクテリアも変わって、消化できない可能性があるんだそうです。
腸内バクテリアと似ているな~と聞いてましたが、何となく納得です。

現在は飼っていると言っても、ほとんど放置状態ですが。
2~3か月に1回幼虫のマットを変えてあげる事と、後は飼育室の温度管理位ですので、飼育しているとは言えませんがね(笑)

当初は松之山きのこの廃菌床と松之山温泉の温泉熱で育てられればと思ったのですが、ナメコの廃菌床を発酵させて作ったマットでは余り成長してくれないようなので、今度はシメジの廃菌床で作ったマットで試してみたいですね。
でもかなりの頭数飼っていないと、マットまで自分で作るとなると手間がかかりすぎですね。
そんな理由からその方面の実験はひとまず休止中です。

なんか、子供の頃夏になるとカブトムシやクワガタを追いかけて野山を駆けまわった事を思い出します。
趣味とは言えないくらい、片手間ですが一応虫も飼っているので紹介しました。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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